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【映像】利便性の裏に潜む危険 いまどきのコネクテッドカー

10/13(金) 11:07配信

AP通信

ハイアッツビル、メリーランド州、10月4日 (AP)― アメリカ自動車協会(AAA)は、自動車メーカーが新車に搭載するインフォテインメントシステムが、「危険なほど長時間」ドライバーが道路から目を外らせ、ハンドルから手を離す原因になっていると指摘している。過去の調査でもこの問題は指摘されていたが、AAAは最先端技術がこれをさらに助長しているという。
 ソーシャルメディアや電子メール、テキストなどがいつでも使えるように、自動車メーカーはドライバーに多岐にわたる情報の選択肢を提供している。昔の車には、ラジオの選局ボタンが数個とボリュームダイヤルがあっただけだったが、いまではハンドルとセンターコンソール画面にアイコンや多機能ボタンが所狭しと並ぶ車種さえある。
 タッチスクリーンあり、音声入力あり、手書きも可能で、フロントガラスやミラーに投映されるヘッドアップディスプレーや3D映像等々。それに対して、運転中に使用することを想定して設計されていない携帯電話やナビゲーション装置よりも、新しいシステムの方がドライバーのためにはより良い選択肢だ、と自動車業界は反論する。
 運転中に車載GPSナビゲーションシステムで目的地を設定するのに、平均40秒掛かり、その間ドライバーの注意は完全に運転から削がれる。たった2秒間道路から目を離しているだけで、衝突事故の危険性が2倍になるという過去の研究データがある。
 AAAで交通安全を提唱、研究するジェイク・ネルソン氏によれば、2017年モデルの乗用車と軽トラック30車種をテストした結果、インフォテインメントシステム操作中に、ドライバー全員が例外なく道路から目を外らせ、ハンドルから手を離したという。
 「ドライバーの手はハンドルに、目は道路に向けていて貰いたいと思っています。ドライバーにその反対のことを要求するような技術やシステムを、車に搭載するべきではありません」、とネルソン氏は主張する。

(日本語翻訳 アフロ)

最終更新:10/13(金) 11:07
AP通信