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【インタビュー】RIZIN-秋の陣-出場の那須川天心、格闘漫画も試合のインスピレーションに

10/13(金) 12:08配信

トレンドニュース(GYAO)

キックボクシング史上最高の天才と謳(うた)われる那須川天心。19歳にして数々のタイトルを制した王者が、10月15日に、RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX2017 -秋の陣- に参戦。試合への意気込みはもちろん、彼にはキックボクシングがメジャーになることを強く願う情熱にあふれていた。
格闘漫画もリアルに想像して読むという、生粋のファイター。インタビューでは、なんと漫画キャラクターとの戦いにも勝てるという自信も見せた。表情こそ笑顔だが、その真剣なまなざしと口調には、ジョークでもリップサービスでもない、説得力があり……。

【スペシャル映像】RIZIN2017 夏の陣記者会見(2017年9月11日)>>

■試合中は至って冷静「次は何しよっかな?」

「(10月15日に対戦する)藤田大和選手は、アマチュアボクシングですごい活躍をしたパンチの強い選手です。藤田選手は打ち合いたいと言っているので、僕もそれに乗ろうと思っています。ボクシング出身の藤田選手を、パンチで倒したいですね。(7月に試合をしたばかりの)才賀紀左衛門選手と同じジムということで、こっちの情報は伝わっているかもしれないですが、不安はありません。結局対面しないとわからないんで、そんなに意味はないと思っています。

試合中は熱くなっているようで、実は『弱点はどこだろう?』とか、『次は何をしよっかな?』とか技を選択しながら冷静に戦っています。セコンドの声もほぼ聞こえますし、選手の中でも冷静な方だと思います。ニキータ・サプン選手にアームバーを極められた時も、『負けるかな?』って一瞬よぎりましたが、『とりあえず教わったことを思い出して回ってみよう』と対処しました」

■漫画の戦いもリアルに想像して読む

――漫画『はじめの一歩』が好きと聞きましたが、誰が好きですか?

「板垣学(主人公・一歩の後輩)ですね。試合中に“板垣ステップ”をまねしたこともあります。おちゃらけているようで冷静にいろいろな事を考えて、瞬時にバッと出すところが好きです。ファイトスタイルは違いますが、僕もああいう風に自由な発想を持ちたいですね。

(実際に板垣と戦ったら?)それは勝てますよ。だって、板垣は何回か負けてるじゃないですか? だからその試合を漫画で読み直して、それと一緒のことをするだけです(笑)。

逆に、勝てないのは鷹村守(作中ではミドル級統一王座)ですね。あいつはどうしようもない。(その鷹村と死闘を演じたブライアン・ホークは?)勝てると思います。いや、でもあいつ……うん、ギリギリ勝てると思います(笑)。

格闘漫画もリアルに想像して読むので、実際にインスピレーションを受けて試合に生かすことはけっこうあるんです。パンチの打ち方だったり、ステップだったり、あとは試合に対する心構えなんかも参考にします。でも、1回漫画『刃牙』のトリケラトプス拳を試合で出したら、『毎回やってくれ』って周りに言われるようになって……それはやっぱりキツイですね(笑)」

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