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友達に寄り添う気持ち大切に 山口市陶で人権学習会

10/13(金) 9:54配信

宇部日報

難病患者から理解不足の苦しみ聞く

 山口市陶地区人権学習推進大会は12日、陶小(末富健二校長、83人)で開かれた。児童のほか、保護者や地域のお年寄りも出席。難病を発症し、周囲の理解不足なども体験した患者の講演を聞き、苦しんでいる友達に寄り添うことの大切さを学んだ。同地区人権学習推進協議会など主催。

 講師を務めたのは、NPO法人みらいプラネット理事長の有富健さん(防府市)。有富さんは10年ほど前に、血管のねじれで痛みを伴う「難治性血管奇形」を患った。最初の4年間は医師の診断が得られず、全国の病院を転々としたという。休職を繰り返す中で、同僚からの理解もなかなか得られなかった。講演では、自身の体験を基にしたDVDを上映。「違う職場に友達がいたから、何とか頑張れた。困っている人には優しい気持ちで手を差し伸べ、一番の友達をたくさんつくって」と呼び掛けた。

 有富さんは2011年に、同法人の前身である「県難治性血管奇形相互支援会」を設立。現在は職場復帰し、県内を中心に講演・執筆活動も続けている。

最終更新:10/13(金) 9:54
宇部日報