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北朝鮮の新たな造船計画を示唆

10/13(金) 6:01配信

ホウドウキョク

アメリカの北朝鮮専門研究機関「38(サーティエイト)ノース」が衛星画像の分析を発表した。
まず懸念されていた新たな潜水艦発射弾道ミサイルの試験について9月21日付けの衛星写真を分析している。

アメリカの北朝鮮専門研究機関で分析された衛星写真

中央に確認できるシンポ級弾道ミサイル試験用潜水艦も、その下にある水中試験発射装置も8月の段階から同じ位置にあり何か動きがあるようには見えない。
ただし試験を実施する場合には直ちに実施可能とみられるとのこと。

一方造船所の部品保管倉庫傍のレール付ガントリークレーンは位置を変更しており、これは、この場所で新しい造船計画が進行していることを示唆。

どのような造船計画かは不明だが、衛星画像には何か潜水した物体に対して洋上の大型クレーンが作業している画像も。

38ノースはこの潜水した物体を潜水母船、または小型潜水艦ではないかと分析している。
そうだとすると、こうした装備は文字通り水面下での韓国侵入作戦に使われるということであり、非正規戦能力を重視する路線を堅持していくということかもしれない。

さらに2012年に始まった新甫(シンポ)南の工事はゆっくりではあるものの2016年、17年とすすんでいて、全長119mのドック(タイトル写真)や225mの桟橋などが作られている。

これらは将来の潜水艦の支援を行うためと見られる。つまり全長66mというシンポ級潜水艦より、かなり大型化した潜水艦というわけだ。
シンポ級は北極星1型弾道ミサイルを1発しか積めないので、あまり実用的なミサイル潜水艦とは言えない。

北朝鮮には北極星3型という新しい潜水艦発射弾道ミサイル開発計画があり、それを載せるための潜水艦の造船体制かもしれない。

最終更新:10/13(金) 6:01
ホウドウキョク