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神宮司さん「通販」起業 大樹の地域おこし協力隊 道産雑貨や食品 ウェブショップ

10/13(金) 14:44配信

十勝毎日新聞 電子版

 大樹町地域おこし協力隊の神宮司亜沙美さん(32)が起業し、今月、雑貨や食品などの通販ウェブサイト「北海道ローカルマーケット」を立ち上げた。2年半の協力隊経験と、元IT企業勤務の技術を生かし、作り手と都市部の消費者を結び付けるサイトを目指す。

 神宮司さんは旧尾田小・中学校出身。釧路高専卒後、神奈川県のIT企業、東京の地域活性化に関わるベンチャー企業勤務を経て、2015年から協力隊として活動している。

 「北海道ローカル-」で現在扱うのは雑貨を中心に、食品を含めた12作家・生産者の57アイテム。「都市部の女性が欲しいと思うようなデザイン性、ストーリーのある商品を選んだ」という。

 自身が商品企画に関わった大樹のシラカバを使った洗顔用「白樺石鹸(せっけん)」、酪農家が作った食育カルタ、大樹の酪農家のチーズ、広尾町の職人が作る道産の木を使った食器、革小物、アクセサリーなど多彩にそろえる。価格帯は500円未満の自由帳から3万円台のウッドプレートまで。作り手のインタビュー記事を手厚く載せ、随時更新する。

 協力隊としての活動で、商品開発やウェブ、ネットでの情報発信の相談を多く受けた神宮司さん。「もっとこう伝えたら響きそう」「作り手は忙しく、発信にまで手が回らない」と感じ、自身が伝える役割を担おうとサイト立ち上げを企画した。

 運営会社キタテラス(町尾田)を5月に自身で設立し、準備を進めてきた。神宮司さんは「『商品を通じて新しい北海道と出会う』をコンセプトに、都市からは分からないライフスタイル、価値観にまで踏み込んだ。純粋に読んで楽しいサイトにしていきたい」と話している。(眞尾敦)

十勝毎日新聞

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