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ファンからの感動的な手紙「メッシ、オレのオヤジに涙をプレゼントしてくれてありがとう」

10/13(金) 12:29配信

ムンドデポルティーボ日本語公式

 エクアドル代表とのワールドカップ南米予選で、アルゼンチン代表の本大会出場を決めるハットトリックを記録したリオネル・メッシの活躍は、世界中に大きな反響をもたらした。

【写真6枚】エクアドル代表 v アルゼンチン代表

 とりわけアルゼンチンでは、これまで彼を批判してきた人々、賞賛してきた人々、無関心だった人々の誰もが、メッシの両足に感服している。FCバルセロナのクラックに向けられた愛情溢れる言葉の数々から、あるファンがアルゼンチンの日刊紙『Clarin』に送付した感動的な手紙を紹介しよう。

「これから言うことを聞いてくれ。これまであんたたちメディアは何度も彼を批判してきた。心の冷たい奴だとか言ってたよな。バルセロナでは天才だが、この国を代表して戦うときには活躍しない、国民を喜ばせることがないとも言っていた。確かに、チリ戦で彼がペナルティキックを失敗した時には、自分も怒り狂ったよ」

「メッシが3ゴールを決めてワールドカップに導いてくれたあとに、こういう話をするのは簡単だって分かっている。だけど、あらゆるメディアがこぞって彼を崇拝し、SNSに賞賛の言葉が溢れているこの極端な反応こそ、彼を苦しめてきた原因だ。コパ・アメリカ決勝で敗れたあとに虚ろな目をしていたのも、ブラジルからワールドカップを持ち帰れず涙をこぼしていたのも、今と同じメッシじゃないのか」

「自分たちは今日の経験から学ばなければならない。最悪の事態から救い出してくれたのは彼だ。彼がいなければ、今頃は誰もが代表を罵っていたことだろう。みんな彼に感謝しなくちゃいけない。ファンも、彼を批判した者も、常に賞賛してきた者も、彼のチームメートも、監督も、ジャーナリストも、アルゼンチンフットボール協会(AFA)も、メッシがアルゼンチン人であることにすべての人間が感謝しなければいけない。オレたちのワールドカップ行きが今日決まったのは、メッシのおかげなんだ」

「レオ、ワールドカップへ導いてくれてありがとう。もう一度自分たちのことを信じさせてくれてありがとう。長い間見ることがなかったオヤジの涙をプレゼントしてくれてありがとう。みんなに感動を与え、アルゼンチン人であることを誇りに思わせてくれてありがとう」

「今日はメッシも幸せだ。でもそれは彼が世界最高の選手だからでも、ワールドカップ出場を決めたからでもない。レオが幸せなのは、今夜アルゼンチンの人々が安らかに、幸せを感じながら眠ることができるからだ。メッシはあんたたちを、オレを、オレのオヤジを、全ての仲間たちを幸せにできたからこそ、幸せを感じているんだ」

手紙の著者:マティアス・ファントゥサッティ

Mundo Deportivo

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