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パラサイクリングの練習合宿始まる 山口県山陽小野田市

10/13(金) 14:00配信

宇部日報

世界選手権優勝選手ら参加

 障害者の自転車競技パラサイクリングの練習合宿が11日から、山口県山陽小野田市の山陽オートレース場で行われている。12日には9月のロード世界選手権を制した野口佳子選手(46)=東京都=が市役所に藤田剛二市長を表敬訪問。金メダルなどを披露し、今後の抱負を語った。同レース場での練習合宿は、日本パラサイクリング連盟(権丈泰巳理事長)として2015年から6回目。視覚障害者用2人乗り自転車タンデムのパイロット(健常者)を含む5選手が参加して16日まで行われる。

 選手は走路の感触などを確認後、徐々にペースアップし、タイムトライアルでは世界に通用するスピードを披露。14日は障害の有無に関係なく共生社会を目指す「あいサポート運動」のスポーツフェスティバル(同レース場)にも参加する。今回は11月に静岡県で開かれる国際大会のジャパンカップに向けた合宿も兼ねている。監督を務める権丈理事長は「大会や合宿が続いて疲労が蓄積する中、公道とは違い、リラックスできる環境で練習できることがありがたい」と話していた。

 野口選手は昨年、自転車競技中の落車事故で高次脳機能障害を負い、パラサイクリングには今年から本格的に参戦。世界選手権ではロードのタイムトライアル(15・5キロ)で優勝し、20年の東京パラリンピックでも活躍が期待されている。藤田市長に金メダルとチャンピオンジャケットという「王者の証し」を披露し、「各選手が世界大会などで好成績を残し、チーム一丸となって東京を目指したい」と抱負を語った。藤田市長はパラサイクリングへの今後の支援を約束した。

最終更新:10/13(金) 14:00
宇部日報