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歌舞伎町に「ホスト書店員」が愛の本売る書店オープン

10/13(金) 17:33配信

BuzzFeed Japan

新宿・歌舞伎町のど真ん中に「LOVE」がテーマの本だけを扱う書店「歌舞伎町ブックセンター」が10月7日にオープンしました。書店員を務めるのは、主に歌舞伎町で働くホストやホステス。では、なぜ「LOVE」をテーマに選んだのか。仕掛け人は、歌舞伎町が「愛の迷路のような場所だから」と話します。【BuzzFeed Japan / 伊吹早織】

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仕掛け人は、歌舞伎町でホストクラブやバーを経営する「Smappa! Group」会長の手塚マキさんと、日本近代文学館内の文学カフェ「BUNDAN COFFEE & BEER」などをプロデュースした「東京ピストル」の草なぎ洋平さん。さらに、神楽坂の書店「かもめブックス」を手がける柳下恭平さんが選書を担当しています。

もう一つの大きな特徴は、書店員を務めるのが主に歌舞伎町で働くホストやホステスだという点。お店を訪ねたお客さん一人ひとりにアテンドして本選びを手伝ってくれるほか、恋愛相談をしたり、本について純粋に語り合ったりすることもできるそう。ホストクラブのように本の「売り上げランキング」があるため、お気に入りの書店員さんが“No.1ホスト書店員”になれるよう応援できるのも醍醐味の一つです。

なぜ「LOVE」をテーマにしたのか

歌舞伎町で20年以上働き続けてきた手塚マキさんは、この街が「愛の迷路のような場所だから」と話します。

「ホストやキャバ嬢は『愛のプロ』だと思われてるかもしれないけど、実際そんなことはないんですよね。あるお客さんはキャバ嬢に入れ込んで、でもそのキャバ嬢はもらったお金をどっか別のヒモに使っているけど、そのヒモにはまた別の女がいたりして。ぐるぐると抜け出せない迷路のようだけど、それぞれの関係には愛が介在している」

「そうやって、常にどこか寂しくて孤独な人たちが『本当の愛ってなんだろう』『理想の恋愛ってなんだろう』と答えのない迷路をさまよいながら、酒を飲んでいるような街。だから、LOVEをテーマにすることは当然のように感じました」

もし愛に迷った人に一つ、アドバイスできるとしたら…?そんな問いに手塚さんは「まず、愛の順番を間違えないで」と答えます。

「理想にとらわれないでほしいって思いますね。『いい彼氏とはこういうもんだ』とか『いい恋愛ってこういうもんだ』とかそんなのぶつけ合ってたらきりがない。『この人と一緒にコーヒーが飲みたい』とか『一緒に海に行きたい』とか、何を誰と共有したいかから始める。それが付き合うってことなのかとか、結婚なのかなんてことは、後から考えればいいんですよ」

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最終更新:10/13(金) 17:43
BuzzFeed Japan