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経営破綻した注目すべき16社、「小売業界の崩壊」を象徴

10/13(金) 20:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

小売業にとって、2017年は厳しい年となった。

今年、これまでに6400店以上の閉店が発表されている。ショッピングモールは客足が落ち、ペイレス、ルー21、トイザらスなどの小売業者はEコマースとの競争に苦戦してきた。

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一部の企業にとっては、プレッシャーは大きくなりすぎた。破産を申し立てた小売業者が増え続けている。

2017年、これまでに破綻した小売業者のうち、注目すべき16社をあげた。

トイザらス(Toys R Us)

トイザらス:9月中旬
2005年に非公開企業となって以来、同社はEコマース企業、従来型企業、双方との競争において苦戦を強いられてきた。従来型のライバル企業であるターゲットやウォルマートなどは、オンラインビジネスを展開している。

エアロソールズ(Aerosoles)

レディース・シューズのエアロソールズ・グループ:9月中旬
同社は店舗数を大幅に削減し、Eコマース企業との競争力を強化する計画を発表。チャプター11の申請時、世界中に300店を展開していた。

ビタミン・ワールド(Vitamin World)

ビタミンや栄養補給サプリメントのチェーン、ビタミン・ワールド:9月
345店を展開する同社は、リストラを行い、店舗との高額な賃貸契約は終了させたいと述べた。

パフューマニア(Perfumania)

香水専門店パフューマニア:8月下旬
同社は226店のうち64店を閉店する計画を発表した。

ジンボリー(Gymboree)

子ども服のジンボリー:6月
同社は7月、1281店のうち350店の閉店を決定した。

アルフレッド・アンジェロ・ブライダル(Alfred Angelo Bridal)

ブライダル・チェーンのアルフレッド・アンジェロ・ブライダル:7月
突然の全店閉店で、購入したウエディングドレスを受け取れない花嫁が続出した。

トゥルーレリジョン(True Religion)

デニム・ブランドのトゥルーレリジョン:7月
「慎重に検討した結果、重要な1歩を踏み出すこととなった。負債を減らし、トゥルーレリジョンという象徴的なブランドを再生させ、将来の成長と成功を見据えるため」と同社CEOジョン・アーマティンガー(John Ermatinger)氏は述べた。

ルー21

ティーンエージャー向けアパレルブランド、ルー21:5月
同社は4月、400店の閉店を開始しており、更なる閉店も検討しているとした。
「これは、バランスシートの改善、より効果的なコスト構造の構築、そして競争が激化する分野に投資を集中し、ルー21にとってベストな道を切り開くため」と同社CEOメラニー・コックス(Melanie Cox)氏は述べた。

ペイレス(Payless)

シューズ専門店ペイレス:4月
同社はアメリカとプエルトリコの400店をすぐに閉店すると発表。ショッピングモールの来客数が減少する中、同社は売り上げアップに努めてきたが、一方で数カ月かけて債権者とリストラに向けた最善策を検討してきた。一時は1000店の閉店を含むリストラ計画が検討されていると報じられた。

ラジオシャック(RadioShack)

ラジオシャックの親会社ゼネラル・ワイヤレス・オペレーションズ(General Wireless Operations Inc):3月
ラジオシャック自体も、2年前の2015年に破産を申し立てている。

ガンダー・マウンテン(Gander Mountain)

アウトドア用品のガンダー・マウンテン:3月
5月、キャンピング・ワールド・ホールディングス(Camping World Holdings, Inc.)が同社を買収を、「Gander Outdoors and Overton’s」として再出発する計画を発表した。

ゴードマンズ(Gordmans)

百貨店チェーンのゴードマンズ:3月
同社は22州に100店以上を展開していた。4月、同業のステージ・ストアーズ(Stage Stores)が約50店とゴードマンズの在庫を買い取った。

エイチエイチグレッグ(Hhgregg)

家電量販店エイチエイチグレッグ:3月
売り上げはここ数年、減少していた。

ビーシービージー(BCBG)

ファッションブランドのビーシービージー・マックス・アズリア・グループ(BCBG Max Azria Group, LLC):3月
ライバルとの競争力を強化するために、リストラを行いながら店舗の営業は続けている。
「我々が今取り組んでいることは、顧客の購買行動の変化とオンライン・ショッピングの伸びに対処することであり、パートナー企業との関係構築、デジタル、Eコマース、店舗の厳選、卸とライセンス契約に注力する」と同社の暫定CEOマーティ・スタッフ(Marty Staff)氏は述べた。

ウェット・シール(Wet Seal)

ティーンエイジャー向けアパレルブランド、ウェット・シール:2月
同社も今年、売り上げが伸び悩んだ。2015年にも破産申し立てを行っている。

ザ・リミテッド(The Limited)

レディースウェアのザ・リミテッド:1月上旬
「残念ながら、アメリカ国内のザ・リミテッド全店は公式に閉店しました」と同社は声明を発表。「しかし、お別れではありません。皆様が愛してくださるファッションは、引き続きオンラインで購入が可能です。24時間いつでも、1クリックでご購入できます」


[原文:Here are the 16 biggest bankruptcies of the 'retail apocalypse' of 2017]
(翻訳:Ito Yasuko)

最終更新:10/13(金) 20:10
BUSINESS INSIDER JAPAN

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