ここから本文です

CSファースト西武×楽天分析【投手編】切り札・高橋朋と松井裕の必要性

10/13(金) 11:01配信

西日本スポーツ

 【CSファーストステージ直前分析〈1〉】

 14日から始まるクライマックスシリーズ(CS)、パ・リーグのファーストステージでは2位の西武と3位の楽天が激突する。西武にとっては4年ぶりのCS、しかも本拠地開催。楽天はレギュラーシーズンで大きく負け越した相手へのリベンジを期す。両者の激突をデータから展望する。第1回は投手編。

【写真】雪辱なるかー。ソフトBがリーグVを達成した試合の西武ナイン

 〈西武の今季楽天戦成績〉
 ・16勝8敗1分け
 ・防御率 3.07
 ・失点 87
 ・被本塁打 21

 第1戦先発が見込まれる菊池の絶対的優位は動かない。16勝、防御率1.97の2冠エースは、今季楽天戦で8戦8勝。今年に限ったことではなく、昨年5月の敗戦を最後に、直近11戦11勝と圧倒している。楽天戦での防御率は今年0.82で、2016年1.62、15年0.96。楽天打線に十分、苦手意識を植え付けていると言える。

 苦手な打者もほぼおらず、5打席以上対戦した楽天打者で、打率.250以上打たれたのはペゲーロ(.348)一人。軒並み2割未満に抑えており、アマダーに18打席、茂木に12打席で1安打も許さなかった。

 チームはメットライフドームでの楽天戦で、9勝3敗と大きく勝ち越し。試合内容には、やや偏りがある。救援陣にホールドやセーブがついたのは、うち2試合だけ。菊池が終盤まで投げているか、大量リードの展開が多かった。先発陣の楽天戦防御率を見ると、十亀の1.78まではいいが、多和田6.00、野上15.00。短期決戦は先発を引っ張りにくく、ブルペン陣が重要度を増す。特に、左打者の多い楽天打線を考えると、リリーフ左腕がポイントになりそうだ。

 牧田と並んでチーム2位の58試合に登板した武隈が、夏場から状態を落とし、左肩違和感で9月に一時離脱。続く存在は今季1ホールドの野田ぐらいだったが、レギュラーシーズン最終盤で、トミー・ジョン手術明けの高橋朋が戦列復帰した。1軍ではまだ3試合登板したにすぎず、過度の期待は酷ながら、手術前年の15年は銀次を5打席で完璧に封じ、楽天戦防御率1.29をマーク。切り札的存在になれる要素はある。

1/2ページ

最終更新:10/14(土) 13:55
西日本スポーツ

スポーツナビ 野球情報