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ポルシェLMP1チーム「ハイブリッド技術開発に終わりはない。フォーミュラEでも継続する」

10/13(金) 12:41配信

motorsport.com 日本版

 去る7月20日、ポルシェLMP1チームが2017年限りで世界耐久選手権(WEC)から徹底することを発表した。昨年末のアウディの撤退に続きまたLMP1チームを失うことはWECにとって大きな痛手だ。WECは新たなレギュレーションの策定を行なう中、新たな参入メーカーを求めている。

 ル・マン24時間で流れを作り、現在4連勝中のポルシェは参戦最後の年にタイトルを獲得すべく全力を尽くしている。その中枢で仕事をするLMP1チーム代表のアンドレアス・ザイドルがWEC撤退の真相を語った。

「リリースに出たこと以外は申し上げられませんが、ポルシェは新しい挑戦をするためにWECからの撤退を決めました」

「WECにおけるハイブリッド技術などの開発が十分に行えたので活動を止めるというわけではありません。しかし、ハイブリッドでやり残したことをやるというのともまた違います。技術は突き詰めていけばどこまでも進化します。満足するということはないですから」

 ポルシェは今年限りでWECから撤退し、2年後にフォーミュラEに参戦を開始するという計画を立てている。そのことは公式なコメントとして発表済みだ。しかし、まだそのための開発はスタートしておらず、いまは最後のWECに注力しているようだ。

「フォーミュラEに出るとしても、ハイブリッド技術の開発は大いに役に立ちます。我々は今シーズンのWEC挑戦が終了したらフォーミュラEの開発を本格的に始めるつもりです。参戦はまだ2年先なので、開発の時間は十分にあると考えています」

「まずは技術的に強いクルマを開発しなければいけません。そのクルマがあって初めてレースをやる意味がある。その他の細かい点に関しては、WECが終わってから取りかかるつもりです。片手間に出来る仕事ではありませんから」

 市販車でも内燃エンジンを取りやめ、数年後には電気自動車のラインアップを取り揃えるというような発表がメーカーから出されているが、モータースポーツでも電気の流れが広まりつつある。ザイドルは次のように語った。

「(電気という)方向性は正しいと思います。というより、すでにそうなっている。ということは正しい方向だと言うことです」

最終更新:10/13(金) 12:41
motorsport.com 日本版