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個別受信機の設置率48% 串本町の防災無線無償貸与

10/13(金) 17:00配信

紀伊民報

 和歌山県串本町が2014~16年度の3年間、町内の全世帯9033戸(公共施設や事業所含む)を対象に防災行政無線戸別受信機の無償貸与を呼び掛けたところ、申請数は4342件で申請率(設置率)は48・07%だった。町総務課防災グループは非設置世帯に申請を呼び掛けている。

 現在の串本町に合併する前、旧古座町は町内全戸にアナログ戸別受信機を配布。旧串本町は町内の屋外スピーカー難聴地域約200世帯にアナログ戸別受信機を配布していた。しかし、アナログ機は雑音があって聞き取りにくいケースがあり、近年は気密性の高い家が多いことなどから屋外スピーカーからの放送が聞き取りにくいという意見も出ていた。このため、串本町が防災行政無線のデジタル統合整備工事をし、3年かけてデジタル防災行政無線戸別受信機を配備することにした。

 新しい戸別受信機は縦14・5センチ、横22センチ、奥行き6センチ。屋内に設置することで、屋外のスピーカーから流れる町内放送や災害時の緊急情報と同じものを、雨や風が強い時でもはっきり聞くことができる。最大40分の自動録音機能が付いている他、普段音量を下げていても緊急地震速報や警報などは自動的に最大音量となって知らせる。乾電池でも3日間動く。

 町は、住民登録のある全世帯に各1台を無償貸与し、2台目の設置を希望する世帯や住民登録のない世帯・事業所などは有償で貸与。対象地区を年度ごとに分けて申込書を送付し、希望者を募った。

 その結果、旧古座町地域では2459世帯のうち申請数1616件で、設置率65・72%、旧串本町地域では6574世帯のうち申請数2726件で、設置率41・47%だった。設置率は地区によってばらつきが見られた。高かったのは、中湊が97・77%(135世帯のうち申請132世帯)、姫が83・87%(124世帯のうち申請104世帯)、有田が80・63%(253世帯のうち申請204世帯)など。

最終更新:10/13(金) 17:00
紀伊民報

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