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パウエルFRB理事:重い債務抱える中国企業はリスク-注視が必要

10/13(金) 0:55配信

Bloomberg

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル理事は、世界的に金利が上昇する中で新興市場経済は重い債務負担を抱える企業セクターの影響を受けやすくなっていると指摘。特に懸念される国として中国を挙げた。

パウエル理事は12日にワシントンで講演し、「新興市場経済を見通す上で、企業債務は中程度の脆弱(ぜいじゃく)性をもたらしている」と指摘。「警戒すべき状況ではないが、リスクは重大であり、注視が必要だ。特に中国についてそう言える」と続けた。

米金融当局は2015年12月以降、これまでに4回の利上げを実施。パウエル理事は講演で、「米国の金融政策はこれまで段階的に正常化されており、米経済がほぼ予想通りに展開する限り今後もそうあるべきだ」と語った。

理事はまた、金融政策の正常化に対する市場の反応はこれまでのところ「穏やか」だが、「より悪いシナリオが展開する顕著なリスクは残っている」と指摘。一方で、新興市場における企業債務の状況は「特に中国を中心に悪化しており、サプライズがたとえ小さなものであっても、それに対する市場の反応は予測不可能かつ極めて大きなものとなり得る」と述べた。

原題:Fed’s Powell Sees Risks From Debt-Ladened Chinese Companies(抜粋)

Jeanna Smialek

最終更新:10/13(金) 0:55
Bloomberg