ここから本文です

完全な規模の緩和は不要、景気回復踏まえ=ECB副総裁

10/14(土) 2:11配信

ロイター

[ワシントン 13日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のコンスタンシオ副総裁は13日、ECBが量的緩和策を通して買い入れた2兆ユーロを超える債券はECBにとり景気刺激を行うにあたり「非常に重要」であるとの考えを示した。

同副総裁はまた、インフレ期待はなお幾分抑制されているとしながらも、景気回復を踏まえると、完全な規模での金融緩和は必要ではない可能性があるとも述べた。

また、米連邦準備理事会(FRB)の資産買い入れ停止に関連する市場の懸念は具現化しておらず、FRBがバランスシートに抱える資産は引き続き米経済に対する支援となっているとの考えも示した。

このほか、ユーロ圏では景気回復が始まってから約700万人の雇用が創出された可能性があるものの、広義の失業率はなお高水準にあると指摘。こうしたことが賃金の伸びと物価上昇の重しとなっていると述べた。

そのうえで、ユーロ圏の景気回復は裾野が広く、かつ堅固なものとなっているとしながらも、労働市場にスラック(需給の緩み)が存在することを踏まえるとインフレ率をECBが目標に掲げる2%をやや下回る水準まで引き上げるのは「かなり困難」になると述べた。

ユーロ圏19カ国の失業率はパートタイム就業者などを含めると17─18%近辺にある。

最終更新:10/14(土) 2:11
ロイター

Yahoo!ニュースからのお知らせ