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メッセ 第1戦からフル回転約束「ためらわずどんどん使ってくれ」

10/14(土) 6:00配信

スポニチアネックス

 ◇セ・リーグCSファーストS第1戦 阪神―DeNA(2017年10月14日 甲子園)

 気負いすぎず、それでいて程よい緊張感も漂う。14日のCSファーストS初戦に先発予定の阪神・メッセンジャーが、大一番での快投を宣言し、ポストシーズンでのフル回転に意欲を示した。

 「(気持ちは)当日、高ぶってくると思う。第1戦でチームに勢いをつけることは重要だと思っているが、あれこれ考えても仕方ないので、自分の投球に集中したい」

 8月10日の巨人戦で負った右足腓骨(ひこつ)骨折から、驚異的な回復を見せ10日の中日戦で1軍復帰。4回1安打無失点と封じた。球数次第では2戦目以降の先発に回るプランもあったが、球数は57球。「長めのブルペンを投げた感じで、大丈夫」と中3日で初戦のマウンドへ向かう。

 金本監督からも「球数配慮とか、調子がいいのにわざと下げることもない。120球いこうが、状態、球威が落ちなければ投げてもらいますし」と絶大な信頼を置かれ、使命に応える時が来た。

 ただ、助っ人右腕の描く青写真は「故障からの復活」だけに止まらない。エースの看板を再び背負い、酷使もいとわず、腕を振る覚悟。メジャーでは、短期決戦でカーショー、シャーザーらの大エースが、中3日など短い登板間隔で投入される。重なるのは、「もう1人のランディ」だ。

 01年のワールドシリーズで、メッセンジャーが憧れるランディ・ジョンソン(当時ダイヤモンドバックス)は、全7戦中3試合に登板し3勝をマーク。第6戦に先発後は翌日の第7戦で中継ぎ登板するなど、大車輪の活躍でチームを世界一に導いた。この日、報道陣からエースの積極起用を問われた虎のランディは、指揮官と交わした約束を明かした。

 「監督ともそういう話をした。“必要なら、ためらわずどんどん使ってくれ”とね」

 何のために、ここに帰ってきたのか。1つでも多く、自軍に勝利を届け、頂点に立つ。エースの矜持(きょうじ)を白球に込める。(遠藤 礼)

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