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沖縄に世界最大級の「微環礁」 サンゴの塊、直径11.1メートル 琉球大学発見

10/17(火) 12:30配信

沖縄タイムス

 琉球大学は16日、瀬底島南岸の沖合150メートルで、世界最大級のハマサンゴのマイクロアトール(微環礁)を発見したと発表した。マイクロアトールは、海水面に近い部分が死滅しドーナツ状になったサンゴの塊。今回見つかったのは直径11・1メートル、周縁33・7メートルで、世界最大級といわれるマリアナ諸島などの直径約9メートルのマイクロアトールを上回る。

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 琉球大学熱帯生物圏研究センター瀬底研究施設の山城秀之教授と愛媛大学大学院農学研究科の竹内一郎教授の共同研究で、ことし3月に小型無人機を飛ばして発見。4月にマイクロアトールと確認した。

 マイクロアトールは県内でも多く見られ、石垣島周辺の海域で直径6・5メートルのものが見つかっている。

 山城教授によると、瀬底島南岸の沖は陸域からの影響が少なく適度な波があり、サンゴの成育に適している。見つかったマイクロアトールは、底の部分に深い空洞があり中心部の浸食も大きいことから、やや不安定だが、崩落しなければ今後も成長するという。

 山城教授は、瀬底島周辺には他にも貴重なサンゴが多く成育しているといい、「マリンスポーツなどで近くに行った場合には、乱暴に扱ったりせず観察してほしい」と呼び掛けている。

 今後は、なぜここまで成長したのか周辺環境との関連性などを調べる予定。

最終更新:10/18(水) 16:40
沖縄タイムス