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村田製作所、石川で500人雇用へ 能美工場開設、七尾には新生産棟

10/17(火) 1:28配信

北國新聞社

 電子部品大手の村田製作所は16日、ソニーの旧根上工場(能美市)を取得し、同社の能美工場を開設したと発表した。2018年4月に操業し、3年間で300人以上の雇用を目指す。ワクラ村田製作所(七尾市)には19年1月までに新たな生産棟を建設し、約200人の雇用を予定する。いずれもスマートフォン向けの高機能部品を量産し、18年度の全体の生産量を16年度の約2倍に引き上げる方針である。

 能美工場の新設により、村田製作所の生産工場は石川県内で6カ所目となる。能美工場、七尾の新生産棟では、米アップルのiPhone(アイフォーン)向けなどスマホの薄型化に対応した高機能部品「メトロサーク」を量産する。フィルム状の樹脂を積層する独自の技術で、富山市の工場などで製造してきたが、需要に追い付いていなかった。

 能美工場の開設を巡り、村田製作所はソニーから12万1760平方メートルの土地と延べ床面積2万8360平方メートルの建物を取得した。設備投資を含めた今後3年間の総投資額は300億~400億円を見込み、今月から改修工事に取り掛かる。

 七尾の新生産棟は35億円を投じて来年2月に着工する。一部4階を含む地上3階建てで、延べ床面積は1万1310平方メートル。高機能部品は既存の建屋で小規模生産しており、新棟で量産体制を整える。

 村田製作所の中島規巨(のりお)専務執行役員兼金沢村田製作所社長が16日、県庁で谷本正憲知事と懇談し、計画の概要を説明した。

北國新聞社

最終更新:10/17(火) 2:18
北國新聞社