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【菊花賞・東西記者徹底討論】セントライト記念制したミッキースワローか息の長い末脚トリコロールブルーか

10/18(水) 21:43配信

東スポWeb

【菊花賞(日曜=22日、京都芝外3000メートル)東西記者徹底討論】先週の秋華賞に続き、今週は第78回菊花賞が行われる。クラシック最後の1冠をかけて、3歳牡馬たちが挑む過酷な淀の長丁場。果たして勝負を決めるのは持久力か、瞬発力か。「独創」荒井と「馼王」西谷の狙いもハッキリと“色”が出た。

 荒井敏彦(東スポ):クンクン…におうな。

 西谷哲生(大スポ):いやいや、そんなことはないでしょ。気のせいですよ。

 荒井:い~や、におう。めちゃくちゃにおうぞ。

 西谷:マジっすか。

 荒井:マジだ。

 西谷:すいません。仕事の前に、ついつい琵琶湖の橋を渡っちゃいました。

 荒井:せっけんのにおいじゃねーよ。穴のにおいがするって言ってんの。

 西谷:へ?

 荒井:ダービー馬レイデオロが不在なうえに、“3000メートルを待ってました!”的な馬も見当たらない。今年の菊花賞は波乱のにおいがプンプンするぞ。

 西谷:いや~、それはどうでしょう。誰もが荒れると思っている時ほど順当に決まる…競馬ではよくあるパターンですからね。実際、東西のトライアルはセントライト記念が2→1→3番人気の決着なら、神戸新聞杯に至っては1→2→3番人気そのままでしたからね。ということでボクは普通に◎ミッキースワローでいかせてもらいます。

 荒井:セントライト記念は上位の数頭を除けば1000万クラス程度のメンバー。ミッキースワローは皐月賞馬アルアイン1頭を目標にできたし、ひと叩きのアドバンテージもあったわけだからな。本番でも主役とはいかないんじゃないか。

 西谷:いやいや、前走はそういったこと抜きに、素直に“強い”と感じる内容でした。実際、数字的にもラスト3ハロン11秒7―11秒3―11秒0の加速ラップの中、アッサリ突き抜けたわけですから。あの内容なら3000メートル克服にも十分期待が持てます。で、先輩の波乱の主役とやらは何なんです?

 荒井:◎トリコロールブルーだ。前走の日高特別は前半こそ緩んだが、その分、後半は持久力が求められる流れになった。そんな中、古馬相手に1000万を勝ち切ったのは大きいと思うぞ。

 西谷:以前の内容から、小回りの出入りの激しい競馬は合わないと思っていましたが…。

 荒井:勝負どころからジワジワと動きだせたのが成長の証しだ。菊花賞を制するのに必要なのはこの息の長い末脚。気楽な立場だけに、積極的に乗れれば一発逆転があっていい。

 西谷:息の長い末脚といえば、サトノクロニクルじゃないですか。エンジンのかかりが遅いので、ゆったりいける長い距離は間違いなくプラスに働きますよ。1週前追い切りもアルアインと併せて互角以上の動きを見せていましたし、ここにきての充実ぶりは見逃せません。

 荒井:セントライト記念ではアルアインに後れを取る3着だったが、本番でより評価すべきは確かにサトノクロニクルの方だろうな。ただ、オレの中では押さえの筆頭まで。それ以上に評価すべきは神戸新聞杯2着のキセキだろ。

 西谷:力は十分に認めていますけど、前走で結構、馬体が減っていましたからね。そのあたりがどうでしょうか。

 荒井:確かにその点は気になるが、前回は距離ロスを最小限に抑えた立ち回りから、ラチ沿いを伸びてくる収穫ある内容。軽視するわけにはいかないだろ。同様にダンビュライトも軽くは扱えない。

 西谷 神戸新聞杯(4着)はスローで少し折り合いを欠いてましたもんね。一度使ったことで、ガス抜きができればってところですかね。

 荒井:決め手比べだけは避けたいだろうから、今回はロングスパートじゃないか。鞍上(武豊)がレースを動かしてきそう。それと大穴はマイスタイル。ダービー(4着)の二枚腰は半端なかったからな。いずれにせよ穴なら前残りとみている。

 西谷:可能性は低いけど、抽選突破ならアドマイヤウイナーも面白い存在になるんじゃないですか。長くいい脚を使うタイプだけに、いかにもマラソン戦向きです。

最終更新:10/18(水) 21:43
東スポWeb

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