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OKUMURAが復帰へ「早くファンに元気な姿を見せたい」

10/18(水) 12:05配信

スポーツナビ

 メキシコCMLLで活動し、新日本プロレスのCMLL共催大会では“逆輸入レスラー”として参戦しているOKUMURA。しかし今年2月、練習中の事故により頸椎(けいつい)脱臼骨折のため長期欠場。CMLLからは引退勧告までされる程だった。

 4月には手術のため日本へ帰国。その後、日本とメキシコでリハビリを行い、術後経過を確認するため10月に再来日した。

 今回はOKUMURA自身に、術後の経過について語ってもらった。

――OKUMURA選手はメキシコで2月に練習中の事故により頸椎脱臼骨折で欠場となり、4月に日本で手術のため、帰国されたわけですが、その時に術後の経過報告に半年後、日本に戻ってくることを言われていて、いよいよその日が来たわけですね。

 はい。10月11日に日本へ戻ってきました。手術をしたのは4月18日だったのですが、主治医の佐々木学先生(新日本プロレス医事委員会所属であり、脳神経外科医の名医)に半年後に診せに来ますとお伝えしていて、先週帰国したわけです。手術後すぐ、自分の希望的観測もあって、「半年後、骨は引っ付くんでしょうか?」と尋ねたら、「半年後に骨が引っ付いてる人は全体の2割です」と言われていました。このケースの手術では厳しいかもしれないということだったのですが、その時、佐々木先生は「レスラーと言うのは得てして変なところに変な骨ができる人種なんです」と付け加えられたんですね。言われてみれば思い当たる節はあって、僕で言えば、20年以上この仕事をしていると、受け身をガンガン取ったりしていることもあって、両ひじが曲がっていて伸びなかったり、あちこち悪いところが出てきて、そのひじの周りに変な骨ができているんです。

――なるほど、レスラーならではの身体の変化があるんですね。

 そういう感じでレスラーと言うのは変な骨ができやすいと。それで、こういう大きな事故が起きてしまったら、昔だったら引退だったり、今でも復帰まで1年とかかかるじゃないですか。だけど、佐々木先生は、首の周りの筋肉を(手術の際)広範囲で剥がしてしまうと、それこそ復帰までに1年半とか2年かかる。それを自分は今年中に復帰したいという希望もあって、最小限にするため、佐々木先生は首の前と後ろ、両方を開けての手術にしたんです。首の前を開けてノド仏を動かして、骨を削って、インプラントして、締めて、次に首の後ろを開けて、頸椎にプレートを入れて、インプラントして、ワイヤーを張るということをやったんですよ。

――その手術からちょうど半年がたったわけですね。

 そうですね。術後は、病院のベッドの上にいて、首は動かせない、歯も磨けない、看護師さんに体を拭いてもらっている状態からすべて始まっんです。それで首をコルセットで固定して、そこから毎日牛乳2リットルを飲んで、サプリメントでカルシウムを摂取して、魚をいっぱい食べて、ストイックにリハビリとトレーニングを続けて。メキシコにいる間も毎月、CTを撮って日本へ送っていました。送る度に経過は順調だと言う診断は頂いていました。でも僕があまりにもその頃から練習をガンガンしていたので、佐々木先生から「もうちょっとゆっくり、無理はしないように」と言われていました。それでこの度、10月14日に検査をしまして、「骨は無事に引っ付きました」と言っていただいて、復帰に向けてのGOサインをいただいたんです。

――ということは……。

 はい、復帰します。

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最終更新:10/18(水) 12:05
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