ここから本文です

県内病院に研修医73人 本年度マッチング、過去2番目の多さ

10/20(金) 0:06配信

北日本新聞

 医学生の希望に基づき、2018年春から2年間の臨床研修を受ける病院を決める本年度のマッチングの結果が19日、公表された。県内12病院の募集定員106人に対して73人が決まり、マッチ率は68・9%だった。04年度の臨床研修制度開始以来、最多だった16年度の82人(マッチ率73・9%)に次ぐ多さ。全国では、東京など6都府県を除いた地方の病院で研修することが内定した医学生らの割合は58・9%で、過去最高となった。

 富山県によると、病院別では富山大附属が28人で最も多く、県立中央が15人、厚生連高岡が10人と続いた。前年度に比べ増えたのは厚生連高岡と南砺市民(2人)の2病院で、富山大附属など5病院は減少。富山市民と済生会富山はゼロだった。募集定員を満たしたのは5病院にとどまった。

 県と県医師会、各病院でつくる県臨床研修病院連絡協議会は、学生向けの合同説明会を開催するなど医師確保のための取り組みを続けている。マッチ者数が前年度より9人少なかったことについて、県は富山大の医学部卒業生の減少が要因の一つとみる。医務課の担当者は「各病院への聞き取りも実施し、今後の対策に生かしたい」と話した。

 厚生労働省によると、研修希望者9726人のうち、研修先が内定したのは9023人。東京、神奈川、愛知、京都、大阪、福岡の6都府県に決まったのは3712人で、その他の41道県は5311人だった。

 前年度に比べ内定者の増加率が大きかったのは、31・6%増の新潟(98人から129人)、21・6%増の岩手(74人から90人)、16・5%増の石川(103人から120人)だった。

北日本新聞社

最終更新:10/20(金) 10:43
北日本新聞