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中国道にタイヤ 運転手を任意聴取 母子死亡事故で岡山県警

10/21(土) 6:10配信

山陽新聞デジタル

 岡山県津山市坪井上の中国自動車道上り線で、落ちていたタイヤに軽乗用車と大型トレーラーが相次ぎ乗り上げ、軽乗用車の親子2人が横転したトレーラーにはねられ死亡した事故で、岡山県警がタイヤを落としたとみられる車の運転手から任意で事情を聴いていることが20日、捜査関係者への取材で分かった。積載物の落下防止措置を怠った道交法違反などの疑いを視野に慎重に捜査している。

 捜査関係者によると、運転手は岡山県内に支店がある運送会社の従業員の男性。県警は、タイヤが落ちた認識があったかどうかや普段の点検状況について聴く方針。

 県警のこれまでの調べでは、タイヤは直径約1メートルで大型車用という。車軸との接続部分がさびて普段使われている形跡が見られず、車体から外れたスペアタイヤの可能性がある。路上には固定用とみられるチェーンも落ちていた。

 事故は18日午後8時すぎに発生。歯科技工士の中村美香さん(49)=広島市=と、長女で大学生の亜美さん(21)=岡山市=が乗った軽乗用車が追い越し車線に落ちていたタイヤに乗り上げて停車した。路肩付近へ避難した2人に、同じタイヤが原因で横転した後続のトレーラーが突っ込んだとみられている。

 県警は事故で軽傷を負ったトレーラーの運転手男性(47)=真庭市=についても事情を聴いている。