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無残、天然記念物の木が真っ二つに

10/24(火) 8:22配信

福井新聞ONLINE

 福井県敦賀市の気比神宮では、境内にある同市指定の天然記念物ユーカリノキが風雨で真っ二つに割れ、大きな主枝1本が落下する被害が出た。

【拡大】文化財真っ二つ「残念」

 同神宮によると、ユーカリノキは1936(昭和11)年に陸軍関係者が武運を祈願して献木したといわれ、83年に指定された。高さ約19メートル、幹回り3・6メートルで樹齢80年超。北陸の寒冷地にこれだけの巨木が育つのは珍しいとされている。

 市文化振興課によると、台風21号が接近し風雨が強まった23日未明、幹から伸びた2本の主枝のうち1本が引きちぎられるようにして折れた。主枝の太さは30~40センチ。現地調査では内部が腐っていたため、切断部分付近の防腐処置を行うよう、同神宮に依頼したという。

 参拝に来た市内の男性(64)は「気比神宮の象徴的な文化財の一つなので、こんなに折れてしまうと残念」と話していた。