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女子生徒の着替え盗撮、中学教諭を免職 隠ぺいした校長ら処分 教諭が再び盗撮…匿名の投書で発覚/県教委

2017/10/24(火) 0:05配信

埼玉新聞

 勤務先の公立中学校で女子生徒の着替えを盗撮したとして、埼玉県西部の中学校の男性教諭が逮捕された事件で、県教育委員会は23日、この教諭(45)を免職の懲戒処分とした。また、教諭に動画を消去させ、市教委に報告しなかったとして、当時の男性校長(59)を停職6カ月、校長に必要な進言をしなかったとして当時の男性教頭(54)を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分とした。校長は同日付で依願退職した。

 県教委によると、教諭は2015年5月から今年2月にかけて、計3回にわたり、多目的準備室などを更衣室として使用し、同校の女子生徒が着替えている様子をビデオカメラで撮影した。

 教諭は自ら顧問を務める部活のユニホームや練習着の試着を促して女子生徒の撮影を行っていた。別の教諭が段ボール箱に入っていたビデオカメラを発見し、発覚した。校長は教諭、教頭の3人の話し合いで「私が責任を取る」として市教委に報告せず、教諭から映像を消去したビデオカメラを没収した。

 しかし、教諭は新たなビデオカメラを購入し、再び2回にわたり撮影を行った。上田清司知事宛ての匿名の投書を端緒に発覚。教諭は「また見たくなってしまった。欲望に負けた」と話しているという。

 校長は市教委に報告せず隠ぺいした理由について「部活動の指導でも実績を残すなど学校にとっても重要な存在で、不在になると困ると思った」と説明しているという。

 小松弥生県教育長は「被害者の生徒、保護者、県民の皆さまに深くおわび申し上げる。教職員を指導監督する立場にある校長、教頭が職員の非行を隠ぺい、黙認し懲戒処分されるという事態は、あってはならないことであり、県教委として非常に重く受け止めている」とコメントした。

最終更新:2017/10/24(火) 0:05
埼玉新聞