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安定感が光ったDeNA救援陣 CSファイナルで失点はわずかに1

10/24(火) 22:30配信

ベースボールキング

CSで抜群の安定感を誇った救援陣

 DeNAは広島とのクライマックスシリーズファイナルステージを4勝2敗で退け、19年ぶりに日本シリーズ進出を果たした。

 ラミレス監督が日本シリーズ進出後のインタビューで「トータル的に、このシリーズを見てみると、ピッチャーの頑張り、それがですね、勝利を呼び込んだと思います」と話したように、CSファイナルステージは投手陣が奮闘。その中でも、リリーフ陣の踏ん張りが非常に目立った。

 20日の第3戦では1点リードの6回二死満塁で、須田幸太がマウンドにあがると、エルドレッドをわずか1球で左飛に打ち取りピンチを脱した。7回からはエスコバー、パットン、山崎康晃の継投でリードを守り切り、1-0で勝利。

 雨天中止で2日流れた第4戦は、4-3の6回無死満塁の場面で登板した三上朋也が、完璧な火消しを見せた。代打・岩本貴裕に対して2球続けてボールとなるが、ストレートでストライクを奪うと、ファウルで追い込み、最後は内角のスライダーで空振り三振に仕留めた。

 続く代打・小窪哲也に対しても、1ボールから3球連続ストライクを奪い空振り三振。左の田中広輔を迎えたところで、左のエスコバーが登板。エスコバーは田中を初球の151キロストレートで二ゴロに打ち取り、無死満塁のピンチを三上、エスコバーで無失点に切り抜けた。

 7回からはレギュラーシーズン、先発を務め、今季はチーム最多の11勝を挙げた今永昇太がマウンドへ。この回先頭の2番・菊池涼介、3番・丸佳浩を連続三振に打ち取ると、最後は松山竜平を遊飛に仕留めた。2イニング目となった8回も三者凡退に抑え、守護神・山崎康晃にバトンを繋いだ。

 23日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル クライマックスシリーズ第4戦 広島-DeNA戦』で解説を務めた前田幸長氏は「リリーフの経験がほとんどない中、この大一番であの内容、あの投球ですからね。もちろん文句なしというところですよね」と初のリリーフ登板で結果を残した今永を絶賛した。

 そして24日の第5戦は、初回に2失点した石田健大を1回で諦め、2回から三嶋一輝がマウンドへ。このイニングを三者凡退に抑えると、同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル クライマックスシリーズファイナルステージ第5戦 広島-DeNA戦』で解説を務めた若松氏は「これが大きかったですよね」と広島に流れを渡さなかった三嶋の2回の投球を評価。

 三嶋は続く3回に無死一、二塁のピンチを招くも無失点で切り抜けると、4回から登板した浜口遥大も2回を無失点。6回から登板した三上が新井貴浩にソロを浴びたが、7回から登板したエスコバー、パットン、山崎はスコアボードに0を入れて広島打線を抑え込んだ。

 DeNAの救援陣は、CSファイナルステージで許した失点は、第5戦に新井に一発を浴びた三上の1失点のみ。抜群の安定感を誇った救援陣が、19年ぶりの日本シリーズ進出に大きく貢献した。

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