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【ABC特集】ランチ完売!「世界のおふくろの味」外国人シェフの食堂大盛況

10/27(金) 12:14配信

朝日放送

世界のおふくろの味が楽しめる一軒の食堂。腕を振るうのは日本に暮らす外国人の女性たち。素朴な味に込められた特別な思いとは。

外国人と日本人をつなぐカフェ

 オーブンでこんがり焼いた「モロッコのパン」に、フライパンの中で湯気が立ち上る「インドのバターチキンカレー」。厨房では、様々な国からやって来た女性たちが忙しく動き回ります。
 世界の家庭料理を味わえるユニークな食堂、名前は「コムカフェ」。地域に暮らす外国人と日本人をつなぐ「コミュニティのカフェ」にしたい、との思いが込められています。

様々な国の人気料理

 およそ2500人の外国人が暮らす大阪府箕面市。「コムカフェ」は、4年前に市の交流センターにオープンしました。
 ここでは、韓国や中国、タイなど15の国や地域の外国人25人が、シェフとして日替りで料理の腕を振るいます。韓国の「プルコギ」、インドのカレーなどおなじみの料理や、ブラジルの「豆の煮込み」、モンゴルの「肉まん」など、素朴な味が人気です。

「言葉の壁」に悩む外国人の居場所としてスタート

 「(味見して)みんな太ってきています。」(チェ・ソンジャさん)
 
 「チェさんだけじゃない?」(キムさん)

 「私だけと違う!」(チェさん)

 韓国出身のチェ・ソンジャさんは、日本に暮らして30年。市の相談員として、「言葉の壁」で地域になじめない多くの外国人の悩みを聞いてきました。そんな外国人の居場所として彼女が考え出したのが「コムカフェ」です。

 「自分が楽しんで幸せになれる場所。主婦なので、食べるものを入り口にしたらどうかということでスタートしました。」(チェさん)

厨房での会話は日本語で

 厨房では様々な言語が飛び交うかと思いきや…。

 「(ここでの会話は)基本は日本語です。プライベートなことは…例えば夫の悪口とか、そういう時は韓国語でコソコソやります。横で(インド出身の)タナヤが怒っています。『日本語にして!』って。(笑)」(チェさん)

 「私、わからないから」(タナヤさん)

 チェ・ソンジャさんは、日本語を話すことで少しずつ地域に溶け込んでいくことができると言います。
 「間違った日本語を使っても大丈夫。ここみんな外国人だから大丈夫ということで、1つずつ話すようになって、すごくみんな上手になりました。」(チェさん)

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最終更新:10/27(金) 13:41
朝日放送