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きゃりーぱみゅぱみゅ 「日本のお化け」をテーマに、初のハロウィン単独公演

2017/10/30(月) 0:15配信

エキサイトミュージック

きゃりーぱみゅぱみゅが、10月28日(土)、29日(日)に東京・東京体育館で初のハロウィン単独公演『THE SPOOKY OBAKEYASHIKI ~PUMPKINS STRIKE BACK~』を開催した。

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2日間で1万5千人を動員した本公演は、NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』、ドラマ・映画『信長協奏曲』、アニメ『TIGER & BUNNY(タイバニ)』などを手がける脚本家・西田征史がライブ本編の脚本を担当。日本のお化け屋敷をテーマにした、きゃりーならではのハロウィンライブとなった。きゃりーがブレイクダンスを披露するなど、新たな挑戦が見られるエンターテイメントショーが繰り広げられた。

ハロウィンということで仮装した観客が多く詰めかけ華やかな雰囲気。会場が暗転するとスクリーンに映像が流れる。きゃりーの楽屋に、ぬらりひょん、九尾の狐、から傘お化けが表れ、「西洋のモンスターばかりでなく、日本の妖怪にも力を貸しなさい!」「観客を恐怖のどん底に叩き落としてやりましょう!」ときゃりーに迫る。妖怪たちの無茶な要求に初めは断るきゃりーだったが、「断ると、お客さんも祟ることになりますよ」という怖い言葉に渋々承諾。すると妖怪たちは、ステージ、照明、きゃりーの衣装もホラーテイストに変えてしまうのだった。

映像が終わると、きゃりーは、巨大なオリエンタルな屋敷のセットをバックに「ファッションモンスター」からライブをスタート。きゃりーは、アジアンテイストのアクセサリーをつけたロングヘアーに、提灯柄がプリントされた赤のドレスを着て「インベーダーインベーダー」「CANDY CANDY」などを披露し観客を盛り上げていく。

しかし妖怪たちは、お客さんを怖がらせるという意向とは真逆の展開に憤慨。きゃりーに「もっと本気で怖がらせてくれ!」と言葉をぶつけるのだった。するときゃりーは、カラスをイメージした黒の羽根の付いたトップスにスキニーパンツという、これまでになかった大人っぽいヒールスタイルの衣装で空中から登場。ゆったりとした「スローモ」をプロジェクションマッピングや炎を使いながら歌唱する。

そして勢いたっぷりに「ふりそでーしょん」を披露したあと、貞子ダンサーズとダンスバトルを展開。きゃりーは、バキバキのブレイクダンスを踊りまくり、なんとバク転をキメる。今まで見たことのない、カッコよさ全開のきゃりーの姿に会場中が大歓声が湧き起こった。

貞子ダンサーズに圧勝したきゃりーは、「にんじゃりばんばん」でトロッコに乗り、アリーナ中央でパフォーマンス。続けて「もったいないとらんど」を観客のど真ん中で歌唱し、会場のテンションをぐんぐん上げていった。

ここまで来ると、妖怪たちもライブの楽しさを知り「ずっと人間を怖がらせることにこだわってたけど、楽しませる方が私たちも楽しかった」と告白。さらに妖怪たちは、「人間を楽しませることで、この世に残していた恨みが消えていく感じがしたの」「このままライブで楽しい思いをしたら成仏できる」ときゃりーへの感謝を口にし、ストーリーもピースな空気になっていく。

そこからきゃりーは、スワロフスキーが付いた八つ墓村風のろうそくを頭に巻き、胸に人魂をあしらったピンクのトップス、巫女さんがお祓いする大幣がたっぷり付いたスカートを履いてハッピーな霊媒師に変身。再びトロッコに乗って観客の間近で「良すた」「キミに100パーセント」を披露。会場はさらなる盛り上がりを見せるのだった。

MCできゃりーは「毎日バク転のことを考えるくらいめちゃくちゃ練習しました」「(バク転に打ち込むことで)青春を取り戻した感じがします(笑)」と、ブレイクダンスに熱心に取り組んだことをコメント。そして、気合いの入った仮装のお客さんと、質問コーナーで直接楽しい会話を繰り広げた。

ライブ後半戦は、「Ring a Bell」でペンライト、「きらきらキラー」でタオルを使ったりと、観客と一体となってステージを進めていく。「原宿いやほい」「つけまつける」「最&高」といったシングル曲で会場をますます熱くさせると、ハロウィンソング「Crazy Party Night ~ぱんぷきんの逆襲~」を歌唱。パーティ感溢れるステージで、ぬらりひょん、九尾の狐、から傘お化けもしっかり成仏し、最後は爆煙とともにライブ本編は締めくくられた。

鳴り止まないきゃりーコールに応えてのアンコールは、80'sフレイバーの「とどけぱんち」、マーチングテイストの「エクスプローラー」が歌われる。MCできゃりーは、「今回はお化け屋敷がテーマということで怖いと楽しいって融合できるのかなと感じながらライブを作っていったのですが、結果楽しくライブを終えることができました! そして新たな挑戦としてブレイクダンスやバク転を取り入れてみたりライブを重ねていく度に自分のスキルが上がっていく感じがしてとても(ライブをしていて)気持ちよかったです!」と、今回のライブを振り返った。

そして、「最後は私のデビュー曲で、みんなで楽しく踊ろう!」と声を上げると、「PONPONPON」を披露。ステージには、妖怪3匹、貞子ダンサーズ、お化けダンサーズと、今回のキャストが総登場し、観客とともに賑やかに盛り上がって、きゃりーのハロウィンライブはフィニッシュとなった。

豪華なセットを使い、ストーリーと楽曲の世界観を連動させながら進んでいくライブは、ミュージカルを見ているような楽しさに溢れていた。また、ブレイクダンスを見事にキメたりと、パフォーマーとしてもさらに進化した姿を見せてくれたきゃりー。次はどんな驚きを与えてくれるのか、今後のきゃりーがますます楽しみになるライブだった。