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WRCイギリス:首位エバンス、2番手オジェに大差をつけ最終日へ。ハンニネンは今季最後のラリーで無念のリタイア

10/29(日) 8:44配信

motorsport.com 日本版

 10月28日(土)、イギリス・ウェールズ中部にてWRCラリー・グレートブリテン3日目が行われ、2日目に続きエルフィン・エバンス(Mスポーツ)がトップタイムを記録した。

ラリー3日目終了時点での結果

 早朝に雨が降り、午後終盤に行われたSS15(Aberhirnant)が霧に包まれるというイギリス特有の変わりやすい天候にドライバーたちは翻弄された。

 首位のエバンスは午後になってペースが落ちたものの依然として2番手に50秒以上の大差をつけている。

 メーカーそれぞれのトップドライバー4名が僅差で争い合う2番手ポジションは、最終的にMスポーツのセバスチャン・オジェが獲得した。

 しかし、3番手のティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)とはたった0.5秒差。最終日まで油断ならぬ状況だ。この日を4番手からスタートしたヌービルは午前中の段階で2番手に浮上。しかし霧のステージでオジェのタイムを下回り3番手に落ちた。

 そのオジェも霧のステージでコースアウトし、右フロントをパンクさせた。さらに次のステージ前にマシンの応急処置をしなければならず、結局3輪のブレーキしか機能していない状況で走行することとなった。このようなアクシデントに見舞われても、オジェはヌービルに5秒の先行しか許さず、ポジションを維持した。

 4番手はトヨタのヤリ-マティ・ラトバラ。ラトバラは他のドライバーたちが霧のステージで翻弄される中、トップタイムを記録した。さらにアンドレアス・ミケルセン(ヒュンダイ)が午前のセッションでジャンプスタートをしてタイムペナルティを被ったため、4番手にポジションを上げた。5番手のオット・タナク(Mスポーツ)、6番手のミケルセンまでが2番手のオジェから10秒差につけている。

 7番手はミケルセンの同僚、クリス・ミーク。ヒュンダイのヘイデン・パッドンがその後に続き、トヨタのエサペッカ・ラッピが9番手となっている。

 残念なことに、トヨタのユホ・ハンニネンはSS14の観戦ゾーンでクラッシュしリタイア。SS14チャムレー・キャッスルは、今年からトヨタGBが後援を開始した「トヨタ・ラリー・フェスタ」の一環として行われていた。

 すでに報じられているようにハンニネンは来季より加入するタナクにシートを明け渡すことが決まっている。さらにトヨタは今季最終戦オーストラリアをラトバラとラッピの2台体制で挑むことが決定しているため、これがトヨタとの最後のイベントとなった。

最終更新:10/30(月) 16:16
motorsport.com 日本版