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シルクエアー、日本初の737 MAX定期便 広島-シンガポール、週3往復

10/30(月) 14:22配信

Aviation Wire

 シンガポール航空(SIA/SQ)の子会社・シルクエアー(SLK/MI)は現地時間10月30日、シンガポール-広島線の運航を開始した。週3往復運航で、ボーイング737 MAX 8を投入する。同社の日本への定期便運航するのは初めてで、日本の空港に737 MAXが定期便就航も初。シンガポールから広島への路線は2003年以来14年ぶりの再開となる。

【737 MAX機内】

◆月木土の週3往復

 月曜と木曜、土曜に運航する。広島行きMI868便がシンガポールを午前1時45分に出発し、午前9時30分着。シンガポール行きMI867便は午前10時25分に広島を出発して、午後3時40分に到着する。30日の広島発のみ午前11時30分に出発し、シンガポールには午後4時45分に到着する。

 シンガポール発の初便となった30日の広島行きMI868便は、118人(うち幼児3人)が利用。広島発初便のMI867便は135人(うち幼児0人)が搭乗した。いずれも運航乗務員2人、客室乗務員6人の計8人で運航した。広島発は、旅行代理店のバッジを着用した高年齢の団体客が目立った。

◆737 MAXで運航

 運航機材は、現在1機保有する737 MAX 8(登録番号9V-MBA)で、座席数は2クラス計156席(ビジネス12席、エコノミー144席)。37機発注済みで、初号機は10月にシンガポールに到着した。年内に2機を追加受領する。

 シンガポール-広島線は、シンガポール航空が1993年から2003年まで、エアバスA310型機や777で運航していたが、座席供給量の過多や、2002年から中国や東南アジア各国で流行したSARS(重症急性呼吸器症候群)などが原因で撤退した。

 シルクエアーは広島就航について、シンガポールでの広島の認知度が高いことや、座席数が少なく航続距離の長い737 MAXの導入などを理由に挙げた。また、同社のフー・チャイ・ウーCE(最高経営責任者)が以前、シンガポール航空の広島支店長を務めたことから、広島に思い入れが強かったという。

 今後は早期の1日1往復のデイリー化を目指すほか、西日本を中心とした他都市への乗り入れも検討する。

 737 MAXはCFMインターナショナルが開発した新型エンジン「LEAP-1B」を採用。翼端に新型ウイングレット「アドバンスト・テクノロジー・ウイングレット」を備え、現行の737NG(次世代型737)と比べて、燃費を20%改善し、航続距離を延長する。

Yusuke KOHASE

最終更新:10/30(月) 21:00
Aviation Wire