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小学生・高校生が連係プレー 側溝に落ちて動けない女性救出 

10/30(月) 17:25配信

茨城新聞クロスアイ

側溝に落ちて動けなくなっていた女性(69)を発見、119番通報し、救急車到着まで女性を救護したとして、行方市の小学生と高校生に30日までに、行方消防署(白井正明署長)から感謝状が贈られた。2人は表彰式で「(女性が)助かって良かった」と笑顔で口をそろえた。

女性を救助したのは、同市新宮、平塚衣さん(12)=市立麻生東小学校6年=と、同所、岡野蓮さん(16)=県立麻生高校1年。2人は10月4日午後4時ごろ、蓮田わきの側溝に倒れてうなり声を上げている女性を帰宅途中に発見した。女性は水深約30センチの側溝で、顔と体の右半分が浸かったまま数十分、身動きが取れない状態だった。

偶然遭遇した緊急事態、岡野さんが「へたに動かすより先に救急車を呼ばなきゃ」と携帯電話で119番通報する間、平塚さんは女性に「大丈夫」と何度も声を掛け続けた。救急車が到着するまでに、岡野さんが女性を引き上げ、通り掛かりの女性が持ってきた毛布で女性の体を包んで温めた。

発見された直後、女性は「良かった良かった」と安心したように話していたという。「本当に良かった」と振り返る平塚さん。岡野さんは「当たり前のことをしただけ」と照れくさそうに語った。

少年少女の的確な対応に、白井署長は「本当に勇気ある行動で頼もしい」とたたえた。 (三次豪)

茨城新聞社