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平尾昌晃さん“歌唱”葬 布施明、五木らが追悼唱で送る 小柳ルミ子も涙

10/30(月) 11:07配信

デイリースポーツ

 7月に肺炎のため死去した作曲家・平尾昌晃さん(享年79)の葬儀・告別式が30日、東京・青山葬儀所で営まれ、歌手の布施明(69)、五木ひろし(69)、小柳ルミ子(65)ら2200人が参列した。

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 バラやカーネーションなどの花で白色に彩られた幅14・4メートル、高さ3・6メートルの祭壇から、故人の数ある代表曲が響き渡った。最新の事務所PR写真が使用された遺影を前に、布施が「霧の摩周湖」、五木が「よこはま・たそがれ」を2人で2曲を一緒に歌い、コラボ唱した。遺影を前に号泣した小柳は「瀬戸の花嫁」を布施、五木、細川たかし(67)、アグネス・チャン(62)ら参列した歌手と一緒になって合唱。恩師に歌を捧げた。

 また、日本歌手協会会長の田辺靖雄(72)と、巨人ファンだった平尾さんと長年親交があった原辰徳元巨人軍監督(59)が弔辞を読みあげた。

 小柳は「いつも、『泣くなよ』としかられていましたけど、今日も泣いてしまいました。ごめんなさい。愛情深い先生が父でもあり親でもあり、尊敬しています。これからは、もうお仕事のことも考えずゆっくりお休み下さい。先生、本当にありがとうございました」と涙ながらにあいさつ。

 布施は「一番目の弟子にさせていただいたことを感謝しております」と語り、五木も「『よこはま・たそがれ』をいただいて五木ひろしのスタートをきることができました。まさにあの出会いがなければ今の私はありません。頂いた歌を一生懸命、私が生きている限り歌い続けていきたいと思います」と故人への思いを語った。

 斎場には、大好きだったオートバイやオートレースグッズなど平尾さん愛用の品が飾られた。音楽の道を通じて世の中を照らしたことから戒名は慈嚴院照音晃道居士(じごんいんしょうおんこうどうこじ)。平尾さんは先祖のお墓がある東京・谷中霊園に眠る。

 歌手としても日劇ウエスタンカーニバルに出演するなど人気だった平尾さんは、ヒット曲を連発した作曲業のかたわら、司会業やNHK紅白歌合戦の「蛍の光」の指揮でも活躍。チャリティーにも力を入れ、2003年に紫綬褒章を受章した。

最終更新:10/30(月) 11:59
デイリースポーツ