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智弁学園・畠山“史上最弱”の意地見せる サヨナラアーチで8強立役者に

2017/10/30(月) 12:17配信

デイリースポーツ

 「高校野球・秋季近畿大会・1回戦、智弁学園6-4西脇工」(30日、シティ信金スタジアム)

【写真】投げては伊原が13奪三振

 智弁学園・畠山航青外野手(2年)が、自身初のサヨナラ2ランで8強進出へ導いた。

 同点の九回2死二塁。西脇工の先発右腕・山中の内角直球を捉えて、左翼席へ自身初のサヨナラホームランを放った。「(先発の)伊原が頑張ってくれていたので、助けてやりたいという気持ちだった。監督に『自信を持っていけ』と言われて、自信を持っていったらいい結果になった」と会心の一振りに笑顔を見せた。

 2学年上はセンバツで優勝し、1学年上はプロから注目されたエース・松本や強打者の福元、太田を擁するチームだった。小坂将商監督(40)は先輩と比較して、現在のチームには新チーム始動から「史上最弱」と言い続けてきた。

 厳しい言葉を投げ掛ける指揮官に対して、選手は反発力を見せた。畠山は「ずっと史上最弱と言われてきたけど、『弱いんや』と思うと弱くなる。監督を見返すというか、周りから強いと思われるようになりたい」。午前5時半からのティー打撃などハードな練習で力を養い、秋季奈良大会を圧倒的な力で勝ち上がってきた。小坂監督も「練習は一生懸命やる。徐々に力をつけてきた」と評価するまでになった。

 西脇工戦は、エース・伊原陵人投手(2年)が9回4失点で13三振を奪って完投。近畿大会初戦は投打で「史上最弱」とは思えない力を見せた。3年連続のセンバツ出場へ向けて、準々決勝は乙訓(京都1位)と対戦する。

最終更新:2017/10/30(月) 12:51
デイリースポーツ