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香港の住宅街にステーキハウス 希少部位「ミスジ」のみを提供

10/30(月) 13:52配信

みんなの経済新聞ネットワーク

 旺角駅から東西に走る亞皆老街(Argyle Street )を東に進んだ何文田エリアの外れに9月22日、ステーキハウス「Top Blade Steak Lab」(G/F., Wing Ying Mansion, 4A Soares Avenue, Ho Man Tin, Kowloon, Hong Kong、TEL 3956 2011)がオープンした。同エリアはもともと小中学校など教育施設も多く、閑静な高級住宅地だが、1年前にMTRが開通したことにより飲食店が増え、少しずつ街の様子が変わり始めているエリアの一つだ。(香港経済新聞)

店頭に掲げられたシンプルなメニュー

 予約を一切取らず、平日はサービスチャージも取らないという香港では珍しいスタイルを採用する同店。席数はカウンターとテーブル、ボックスシート合わせて27席とこぢんまりしていながらもおしゃれな雰囲気に仕上げた。知識豊富なスタッフが肉の切り方までをアドバイスしてくれると早くも評判になり、近隣住民以外にもファンが増えている。

 提供するステーキは8オンスの米国産フラットアイアンのみ。和名で「みすじ」と呼ばれるこの部位は肩の端っこの部分で、1頭から取れる量が数キロ程度ともいわれ、希少部位として日本でも焼き肉やステーキでも人気がある。

 メニューはローズマリーとガーリックで焼いたものの「ハーブフラットアイアンステーク」(150香港ドル)か、数カ月おきに替わるシェフ特製のソースの「シェフ特製フラットアイアンステーキ」(188香港ドル)の2種類のみで、食べ放題のフレンチフライが付く。サイドセットとして38香港ドルでグリーンサラダ、自家製スープ、コーラから2つ選ぶことができる。ランチはステーキ以外にも、ステーキ使ったサラダやサンドイッチ、バーガーなどを提供する。(68香港ドル~)

 同店では数カ月おきに異なるゲストシェフと迎えてメニューをつくり、12月までは惜しまれ尖沙咀店が閉店したステーキの老舗「Jimmy’s Kitchen」やランカイフォンの「Post97」を監修しているフランス人シェフのブライアン・ムーレさんが手掛けた子牛の肉汁と生クリーム、ブランデー、コショウを使ったフレンチ風の特製ソースでステーキを提供する。

 トップブレードとも呼ばれるこの部位は脂身が少ないため、「焼き加減は脂がちょうどいい具合にとけて柔らかくなるミディアムで注文してほしいと」とオーナーのオスカーさん。「最近、香港でも良質の牛肉を扱う店は増えてきたが、家賃の高騰により商業エリアにあるレストランはどこも高額。若い人にも気軽においしい牛肉を食べてほしい」と開店の思いを話す。

 営業時間は12時~22時(ランチメニューは17時まで)。月曜定休。

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