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【六大学】元近鉄捕手、慶大・大久保監督が3年目で悲願成就「ちょっとこみ上げた」

10/31(火) 7:04配信

スポーツ報知

◆東京六大学秋季リーグ第最終週第2日(30日・神宮) ▽慶大7―2早大

 慶大が早大を振り切り、6連勝で7季ぶり35度目の優勝を決めた。

【写真】ナインに胴上げされる岩見

 楽天にドラフト2位指名された岩見雅紀左翼手(4年)は、1安打1四球で涙の胴上げ。リーグ史上3位の通算21本塁打のまま、先輩・高橋由伸(現巨人監督)の最多23発にはあと2本届かなかったが、明治神宮大会(11月10日開幕)で悲願の日本一を目指す。早大は、東大と同率5位で、1947年秋以来70年ぶりの最下位に沈んだ。

 元近鉄捕手の慶大・大久保秀昭監督(48)は目を真っ赤に潤ませた。就任3年目で初めてつかみ取った優勝。「本当に苦しい3年間だった。選手がよくやってくれた。ちょっとこみ上げたかな」とナインをねぎらった。

 野球エリートとしてプロアマで活躍してきた。桐蔭学園高、慶大と正捕手。主将を務めた4年時には春秋リーグV。日本石油(現JX―ENEOS)時代はアトランタ五輪で銀メダルを獲得し、近鉄に入団した。01年に現役引退後は湘南(現DeNA2軍)でコーチなども務め、05年から新日本石油ENEOSの監督に就任。田沢純一(現マーリンズ)を育成し、都市対抗を3度制覇。14年12月に母校の指揮を託された。

 今秋の開幕戦では東大に完敗。次カードの法大戦では4回戦までもつれ込み、勝ち点を落としたが、同戦では4点を追う9回に3得点。惜敗も、指揮官は粘りに光を感じていた。「こういう戦いをやっていこう。うれしくて感動しているんだ」。ナインのハートに率直な思いをぶつけた。

 今春は早慶戦で1敗して自力Vを逃したが、今回は6連勝で締めくくった。「春を超えるぞ、と言ってやってきた。母校にひとつ、恩返しできたかな」と柔和な笑顔を見せた。(青柳 明)

最終更新:10/31(火) 9:18
スポーツ報知

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