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【北の大地日本ハムへ 清宮伝説】〈5〉「縁」で結ばれた日本ハム入り

10/31(火) 10:02配信

スポーツ報知

 縁で結ばれた。野手では史上最多タイ7球団が競合したドラフト抽選。清宮は「あぁ、日ハムか」と5年前の記憶を呼び覚ました。

 東京北砂リトル時代の2012年。日本シリーズ・巨人―日本ハム第1戦(東京D)の始球式に登板した。「栗山監督は試合前でピリピリしていたけど、会釈くらいはしていたと思う。今思えば、あのときから、縁があったかな」。栗山監督も「会釈はもちろん、覚えている」とうなずいた。

 早実で訪れた全国各地の招待試合でも、清宮は不思議な結びつきを感じていた。昨年6月に三重・熊野市で高校通算50号。中学時代に世界遺産の熊野古道を歩き、リトル世界一に輝いたといい、「この地でパワーをもらった。ここに来られたのも、何かの縁」と感謝した。

 今年の父の日の6月18日には香川(レクザムスタジアム)で通算102、103号。「打ったときに思いました」。父・克幸氏らと家族旅行の際に、こんぴらさんに登った思い出の地で2発をささげた。

 ドラフト指名会見では、「ずっとメジャーリーガーになりたいと思っている」と変わらぬ夢を描いた。リトル時代にヤンキー・スタジアムに立ち、イチローと対面。父・克幸氏は「そびえ立つスタンド、景色がロマンチック。スポーツの頂点は、ここだと思ったんじゃないかと」と語る。何年か後に、清宮は「これも縁」と思い返すだろう。

 「見ている人たちを幸せにし、感動させられることが、野球選手のあるべき姿。理想像はそこにある」。清宮は関わったすべてを味方につけ、北の大地に向かう。

(山崎 智)=おわり=

最終更新:10/31(火) 12:34
スポーツ報知

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