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セクハラ容疑も! ケヴィン・スペイシー、ゲイであることをカミングアウト

10/30(月) 22:20配信

ELLE ONLINE

ケヴィン・スペイシーのカミングアウトのきっかけになったのは、ウェブサイト「バズフィード」に掲載された俳優のアンソニー・ラップのインタビュー。ケヴィン・スペイシーから約30年前にセクハラを受けたことを告白している。スペイシーが26歳、ラップが14歳のときの出来事だったという。

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当時ブロードウェイでそれぞれ別の舞台に立っていたというスペイシーとラップ。ある日、ラップはスペイシーのアパートでのパーティに招かれたという。ラップがパーティに退屈し、スペイシーの寝室でテレビを見ているとスペイシーが彼のところにやってきたそう。「スペイシーは僕を花婿が花嫁を抱き上げるように抱き上げてベッドに下ろし、僕の上に乗ってきた」「彼は僕を誘惑しようとしてきた」「キッチンのシンクの横に写真が置いてあったんだ。スペイシーが男性の体に腕を回している写真だった。それを見て『彼はゲイなんだ』って思った」。ラップはその後スペイシーから逃れて帰ったと話している。また「今でもこの事件のいろいろな点が理解できない」とコメント、心の傷になっていることもインタビューで明かした。

このインタビューが公になるとスペイシーはSNSに声明を発表。「私はアンソニー・ラップを俳優として尊敬し、賞賛しています。彼の告白を聞き、恐怖を感じました。私は本当に、彼とのこの出会いを覚えていません。30年以上前の話であるはずです。でも私が彼の説明したような行動を取っていたならば、それが酔った上での非常に不適切な行動だったと謝らなくてはなりません。そしてこれまでずっと彼が抱き続けてきた感情に対して、とても申し訳なく思います」

「この告白は、私の人生に関する他のことについても説明する勇気を与えてくれました。私に関して様々な報道があることも、私が私生活を見せない主義であるという事実がその報道を加熱させていたこともわかっていました。親しい人が知っているように、私はこれまで男性とも女性とも交際してきました。人生の中で男性を愛し、恋愛関係を持ってきた結果、ゲイとして生きることを決意しました。私はこのことに対し正直に、公に向き合い、自分自身の行動を見つめたいと思います」。

これまでゲイではないかと囁かれてきたスペイシー。セクハラの告発をきっかけにセクシュアリティを告白するという、思わぬ結果となった。アカデミー賞やゴールデングローブ賞、トニー賞を受賞してきた名優の、未成年に対する性的暴行が発覚してハリウッドは衝撃を受けている。ワインスタインに関する報道から始まった、ハリウッドのセクハラを告発する動きはまだまだ止みそうにない。
(text : Yoko Nagasaka)

最終更新:10/30(月) 22:20
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