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神事「お馬流し」テーマにそば作り 横浜市立間門小

10/30(月) 20:03配信

カナロコ by 神奈川新聞

 横浜市立間門小学校(同市中区、高木伸之校長)の児童が、地元の神事「お馬流し」をテーマにした、そば作りに取り組んでいる。今年で452回目という伝統の行事を、もっと地域の人に知ってもらいたいという思いを込めている。

 「お馬流しそば」作りに挑戦しているのは、同校4年1組の29人。授業で地域について調べ、かやで編んだ馬首亀体の人形を海に流して無病息災を祈る、本牧神社(同区)の「お馬流し」について学んだことがきっかけになった。

 児童が「伝統を守り、お馬流しを地域の人にもっと広めたい」と考えていたところ、同校の卒業生で、そば店「味奈登(みなと)庵」を展開するタカシン(同区)社長の高橋大介さんが協力。新しいメニューを開発し、店舗で提供することでお馬流しをアピールすることになった。

 12日には、児童が考えた6種類のメニューを、高橋さんらに提案する授業が行われた。「天ぷらで馬の形を作る」「赤飯でめでたさを表現する」など、発想はいずれもユニーク。高橋さんらはアイデアに感心しながら、使える食材や調理時間について説明した。冷たいそばの上に、のりで「452年」と書くことを提案した鈴木滉之輔さん(10)は「そばを成功させることで、お馬流しを見たいと思う人が増えればいい」と意気込む。

 児童のアイデアを生かした新メニューは、子どもたちの試食会などを行い、12月4日から味奈登庵の一部店舗で販売される予定だ。店内では、児童が作った「お馬流し」を解説するポスターやランチョンマットも使用する。高橋さんは「子どもたちは熱意がある。意見交換しながら、できるだけアイデアを取り入れていい形にしたい」と話す。