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両陛下使用の植樹祭備品展示 県林業普及センター

2017/10/30(月) 22:04配信

北日本新聞

 5月に魚津市の魚津桃山運動公園を主会場に開かれた「第68回全国植樹祭」で天皇、皇后両陛下が使われた式典備品の常設展示が30日、立山町吉峰の県林業普及センターで始まった。熟練の職人が樹齢150年を超える県産スギを使って製作した机、箱などを展示。製作工程や式典の様子も紹介し、森林や林業への関心を高め、豊かな自然を未来へつなぐ植樹祭の意義を伝えている。

 全国植樹祭には全国から森林・林業関係者ら約7500人が出席した。両陛下は県が開発した優良無花粉スギ「立山 森の輝き」など6種類の苗木を植え、エドヒガンなど4種類の種をまかれた。

 式典に使われた木製備品は県内の製材所や家具・建具製造の会社などでつくる「とやまの木せいひん研究会」が担当。スギ本来の美しさを生かすため、丸太中心部の切断面に現れる平行な木目「柾目(まさめ)」の材を利用した。

 両陛下が式典を観覧した「お野立所」で使われた机は複数の柾目材を巧みに組み合わせており、正面からは一枚板のように見える。同センターに机や、お手まきに使われた箱2台と種入れ4個、お手植えに使われたくわ2本、お絞りを載せる器4個を展示。厳選されたスギ材を使っていることや職人の高い技術をパネルで説明している。

北日本新聞社

最終更新:2017/10/31(火) 8:45
北日本新聞