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群馬から500キロの旅 アサギマダラ、上富田町で確認

10/30(月) 17:01配信

紀伊民報

 和歌山県上富田町岩田の田上盛一さん(70)宅に植えているフジバカマ(キク科)に24日、羽に標識が書かれたアサギマダラ(タテハチョウ科)が飛来した。群馬県渋川市の赤城自然園でマーキングされたアサギマダラで、約500キロの距離を飛んで来たとみられる。

 田上さんは今春初めて、アサギマダラが寄って来るといわれているフジバカマを自宅の庭に植えた。9月末に開花してからアサギマダラの飛来を楽しみに待っていたところ、24日午後に飛んで来たのを確認し、夢中でカメラのシャッターを切った。羽には「AP220 9/22」と書かれ、調べたところ「AP」は赤城自然園を表し、9月22日に記された個体だと分かった。

 アサギマダラは春から初夏にかけて沖縄や九州の島々から北上し、秋には新しい世代が南を目指すといわれる。全国の個人や団体がマーキングして生態を調査しており、赤城自然園は1998年から始めた。同園によると、2016年には同園から鹿児島県の喜界島まで約1250キロを渡った。和歌山県でもしばしば同園から飛び立った個体の発見例があるという。

最終更新:10/30(月) 17:01
紀伊民報