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70年代の献立に若返り効果 東北大院准教授が解説

10/30(月) 15:06配信

佐賀新聞

 世界有数の長寿国である日本の食生活についての講演が27日、佐賀市であった。東北大大学院農学研究科の都築毅准教授が、平均寿命で世界トップの理由を解き明かし、植物性食品や発酵食品を多く含む日本の70年代の食卓の献立の有益性をアピールした。

 都築准教授は、実験用マウスを使った研究を紹介。2000年代の食事を再現したメニューと70年代のものをそれぞれに一定期間与え続けた。70年代のものを食べたマウスの方が老化の進行が遅い結果が出て、「70年代の献立には、野菜や魚を多く盛り込まれ、若返りの効果もある」と結論づけた。

 70年代の食生活の健康効果について、多種類を少量ずつ摂取する「多様性」や、材料の成分を失いにくい煮物中心の「調理法」などの五つの柱を強調し、「肥満や生活習慣病予防に70年代の食生活モデルが有効だ」と話した。

 講演会は県工業技術センター研究成果発表会内であり、県内企業の技術者など約70人が聴講した。

最終更新:10/30(月) 15:06
佐賀新聞