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【特集】電気自動車で関西経済が活性化?

2017/10/30(月) 14:32配信

毎日放送

今年の東京モーターショーの会場では、メーカー各社が描く“未来のクルマ”の動力はガソリンから電気に移っていて、自動車誕生以来の大きな変革を迎えています。そしてこの電気自動車への移行は、電池産業が集まっている関西経済にとっても大きなプラスになるといわれています。

世界で進む開発競争

東京モーターショーの会場を見渡してみると、ドイツ・フォルクスワーゲンのかわいらしいバスや、またメルセデスベンツのスマート。実はどれも電気自動車=EVなんです。

いまイギリスやフランスでは、2040年までにガソリン車などの販売を禁止。さらに中国も2019年からEVなどの生産を一定割合で義務付けるなど、世界で電気自動車の開発競争が進んでいます。

モーターショーで目立つのは、遅れを取るまいとする日本の企業です。スズキは、EVで2人乗りのSUV車を開発。

また、ホンダは一気にEVの新車種を3種類も発表しました。

なかには意外なものも…三菱ふそうが開発した世界初、電気で走るトラックです。乗用車6台分のバッテリーを積み、約100キロメートルの走行が可能です。

「都市の物流を考えると短距離で住宅街も走るので、騒音とか排気ガスとかの対策をとらないといけない」(三菱ふそう 隅田洋二さん)

「電池」が関西経済の活性化に

世界的にこれから主流になるとみられている電気自動車。これが実は、関西経済の活性化につながると専門家は指摘します。

「世界的に電気自動車が増えていくと電池が足りなくなると言われている。世界中で電池工場が作られているが、電池はいろんな技術の複合体なので産業のすそ野が広いところが有利です」(日本総研関西経済研究センター 石川智久センター長)
Q.電池は関西が強いんじゃないですか?
「もともと家電で栄えた地域なので、有力な電池企業がたくさんあります。一つ例を上げると、パナソニックさんやGSユアサさんも強いと思います」
Q.電池は関西が強いのでは?
「非常に強いと思います。もともと家電で栄えた地域なので、有力な電池企業がたくさんあります。1つ有名なのはパナソニック、GSユアサも非常に強いと思います」(石川智久さん)

実際、車載用電池についてはGSユアサが滋賀と京都で生産。パナソニックも大阪や兵庫で生産するなど、関西に集中しています。

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最終更新:2017/10/30(月) 14:59
毎日放送