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ドイツ:10月インフレ率、予想以上に低下-物価安定維持の困難さ示す

10/30(月) 22:47配信

Bloomberg

ドイツでは10月のインフレ率が事前予想以上に低下した。ユーロ圏での物価安定定着を目指す欧州中央銀行(ECB)が刺激策を維持した正当性を示す形となった。

ドイツ連邦統計局が30日発表した10月の消費者物価指数(CPI)速報値は、欧州連合(EU)基準で前年同月比1.5%上昇。上昇率は9月の1.8%を下回り、ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値の1.7%にも届かなかった。

失業率が過去最低で国内消費も底堅く、域内で最も健全な経済状態のドイツでも、持続的な物価安定が困難であることを今回の数値は浮き彫りにした。ECBは先週、量的緩和(QE)の3回目の延長を決めるとともに、必要ならばさらに延長すると表明した。

EU統計局(ユーロスタット)はユーロ圏の10月インフレ率を31日に発表する。ブルームバーグがまとめた別のエコノミスト調査では1.5%と、10月と同水準にとどまると見込まれている。

原題:German Inflation Slows in Evidence of Euro-Area Price Struggle(抜粋)

Piotr Skolimowski

最終更新:10/30(月) 22:47
Bloomberg