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理経がTriphase NVと国内総代理店契約、電力変換模擬装置を発売

10/31(火) 10:11配信

BCN

 理経(猪坂哲社長)は10月31日、Triphase NV(本社・ベルギー)と国内販売総代理店契約を結び、教育機関と電力産業向けに電力変換模擬装置「Triphase Kits」「Triphase PMx」の提供を開始したと発表した。

 今回、取り扱うTriphase KitsとTriphase PMxは、電力変換での制御方法のプロトタイプ試作や実機検証、デジタルシミュレータと連携して発電・蓄電設備の連系試験(PHIL)を行うハードウェア。

 Triphase Kitsは、学生による実験から専門的な研究まで、幅広いレベルに対応した電力変換のシステムを学ぶための最適な機器が揃っている。モジュラー型のコントロールユニット、インバータ、フィルター、電圧・電流センサを組み合わせることで、リアルタイム制御をともなった実践的な実験を、ハンズオン・フレキシブルに構成可能。また、制御系設計や電気・機器開発に標準的に利用されているMatlab/Simulinkを使って設計を行うことができる。

 Triphase PMxは、大規模な実験が行え、電気自動車、再生エネルギーによる系統連系、マイクログリッド分野の本格的な実証試験にも対応している。Opal-RT Technologiesや、RTDS Technologiesのリアルタイムシミュレータを併用できる。効率的で安定的な再生可能エネルギーによる電力の供給を実現する新たなシステム(太陽光や風力などの発電設備、蓄電設備や電気自動車などが各々にスマートに連携・協調したシステム)の研究・開発のツールとして最適、としている。

 今後、同社は電力変換や電力機器制御の新しい教育実習のための設備導入、学生の幅広い研究用途、研究室レベルの研究開発環境の立ち上げなどを、教育機関や研究者向けに展開していく方針。

最終更新:10/31(火) 10:11
BCN