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茨城県内で強風、高波 涸沼で漁の男性不明

10/31(火) 0:16配信

茨城新聞クロスアイ

台風22号は29日午後10時ごろ茨城県内に最接近し、広い範囲で強い雨が降った。30日は冬型の気圧配置となり各地で強風が吹いた。水戸地方気象台は引き続き、強風、高波に注意するよう呼び掛けている。

県防災・危機管理課や同気象台によると、県内で大雨、洪水、波浪警報が発令され、土浦市やひたちなか市の市道4カ所が冠水し、一時通行止めとなった。神栖市では約700世帯が停電。稲敷市下根本の民家では29日夜、裏山が崩れ、敷地内に土砂が押し寄せた。けが人はなかった。

台風22号は30日、温帯低気圧に変わったものの勢力を維持し、龍ケ崎市で22・5メートル、つくば19・7メートルの最大瞬間風速を観測した。

鉾田署によると、30日午後0時35分ごろ、涸沼にシジミ漁に出た鉾田市、漁業、男性(75)の行方が分からなくなったと家族から消防に通報があった。男性の船も見つからないことから、同署などは強風の影響で転覆して水中に転落した可能性があるとみて捜索したが見つからなかった。31日午前8時から再開する方針。

JR常磐線は30日午前11時54分ごろ、強風の影響でJR常磐線ひたち野うしく駅構内の架線にビニールが付着し、午後0時4分には藤代駅構内の信号装置が故障し、品川-勝田間の上下線で運転を見合わせた。特急を含む上下27本が運休、上下20本が最大186分遅れ、約1万3000人に影響が出た。ともに午後3時10分ごろに運転再開した。

茨城新聞社