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オセアニアの友好国6カ国をビザ免除に 蔡総統マーシャル訪問/台湾

10/31(火) 12:53配信

中央社フォーカス台湾

(マーシャル諸島 31日 中央社)オセアニア歴訪中の蔡英文総統は31日、マーシャル諸島の国会で演説し、中華民国(台湾)が外交関係を持つオセアニア6カ国にビザ(査証)免除措置を実施すると発表した。「堅実外交、互恵互助」の外交方針を推進して国交締結国と実質的な関係を強め、相互利益をもたらす関係を築きたいと述べた。外国の首脳が同国国会で演説するのは初めて。

ビザ免除の対象となるのは、今回の外遊先であるマーシャル諸島、ツバル、ソロモン諸島のほか、キリバス、パラオ、ナウル。実施時期について蔡総統は、「遠くない未来に」としている。

蔡総統は30日午後に最初の訪問地となるマーシャル諸島に到着。同日夜、ヒルダ・ハイネ大統領による歓迎晩餐会に出席した。ハイネ大統領は、気候変動により国民の安全や経済などが脅かされている現状に触れた上で、グリーンエネルギー分野における台湾のリーダー的地位に敬意を表し、国連の気候変動枠組み条約のほか、国際民間航空機関(ICAO)や世界保健機関(WHO)など国連専門機関への台湾の参加を支持する姿勢を示した。

蔡総統は晩餐会のあいさつで、マーシャルと台湾には多くの共通の話題があると言及。双方の病院で共同で実施されている研究や人材育成に加え、双方がオーストロネシア語族の文化を有し、台湾の先住民が類似した言語や生活経験を持っていることを挙げた。台湾もマーシャルと同様、持続可能な環境づくりと環境保護に尽力していると述べ、マーシャルと同じ立場に立って環境のために努力していくと表明した。

(呂欣ケイ/編集:名切千絵)