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地方再生のカリスマに 西川貴教の郷土愛とビジネスセンス

10/31(火) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 T.M.レボリューションこと、歌手の西川貴教(47)が29日、滋賀のアンテナショップ「ここ滋賀」(東京・日本橋)のオープニングセレモニーに登壇。西川と同じく滋賀出身のジャーナリスト田原総一朗氏(83)もテープカットに参加、台風22号の影響で大雨にもかかわらず、熱心な西川ファンが詰めかけた。

 9月に自身が主催する「イナズマロックフェス2017」が台風18号の影響で中止されたのに続き、またもや台風の影響でイベントは屋内に変更。報道陣の「まさに嵐を呼ぶ男ですね?」の質問に、「三日月県知事もなかなかの雨男で。琵琶湖を感じていただければと……今までは(有楽町の)交通会館にあり、正面には北海道のアンテナショップがあって、なかなか滋賀は見つけにくかった。悲願の日本橋出店です」と笑顔で返した。

■ロックフェスの経済効果は10億円

 西川は、滋賀ふるさと観光大使第1号に任命され、ロックフェスを立ち上げた地元PRの“功労者”。当時、一緒に「イナズマ――」を立ち上げた嘉田由紀子前滋賀県知事(67)がこう言う。

「初めてお会いした時、西川さんの郷土愛の強さを感じました。滋賀は京都と比べてしまったり、ないものねだりになりがちで、今までは有名人の方も“滋賀出身”と公言しなかったんです。ところが西川さんはおじいさんの代から県の職員だった背景もあり、素直に地元を愛していました。

 そんな姿に『交通渋滞、騒音、ゴミの問題は行政が面倒見るから、ステージはお任せします』と西川さんとフェスを始め、今では経済効果は10億円を超えていると思います。また彼は、農業高校の生徒たちと近江米を使ったカレーを作って販売したり、ビジネス面の企画力にも長けています。それから、ご当地パンで話題になっている『サラダパン』をはやらせたのも、西川さんなんですよ」

 10億円もの経済効果をつくり上げる“ビジネスセンス”はプロも舌を巻く実力で、今や「地方再生のカリスマ」との声も。また、最近では選挙の出馬要請が絶えないという。電撃出馬なら“イナズマ”議員か県知事が誕生だ。