ここから本文です

<WEB連載 (8) CEATEC 2017で捉えるIoTの現在地>mruby/cでIoTをより身近なものに

10/31(火) 11:32配信

BCN

<WEB連載 (8) CEATEC 2017で捉えるIoTの現在地>mruby/cでIoTをより身近なものに

ITOCが県内企業を支援する

 プログラミング言語であるRubyの開発者、まつもとゆきひろ氏の出身地であることら、県を挙げてIT産業に力を入れているのが島根県だ。今回はITを活用する企業の支援と研究開発の拠点を担う、しまねソフト研究開発センター(ITOC)と共同で出展した。ブースでは藤井基礎設計事務所(藤井俊逸代表取締役社長)と手掛ける河川の防災向け観測システム構築を目指した雨量・水位センサの実証実験や、バイタルリード(森山昌幸代表取締役)と手掛ける除雪車にGPSを搭載しての状況把握・管理サービスなど、ITOCと一体となって展開しているリューションを紹介した。

 藤井基礎設計事務所と手掛けた雨量・水位センサの実証実験で使用されている開発言語「mruby/c」は、ITOCと九州工業大学で共同研究開発を行っているという。従来のRubyより軽量で動くRuby(mruby)と比べ、大幅な小型化と省電力を実現。しまねソフト研究開発センターの太田敬二主任は「今回の実証実験は河川で行っているが、そもそも作業現場は電源が確保できない場所が多い。リリースして間がないため、事例は少ないが、省電力であり乾電池で動くmruby/cはIoT時代のデバイスに組み込みやすい言語となっている。mruby/cの普及を実現させることで、IoTから地域の課題を解決したい」と、島根発のmruby/cが目指す世界を語った。

最終更新:10/31(火) 11:32
BCN