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相次ぐ週末台風、沖縄の生活直撃 野菜高騰 小松菜2・5倍に

10/31(火) 7:00配信

琉球新報

 相次ぐ台風の影響で沖縄県内では県産野菜が品薄となり、卸売価格が高騰している。カラシナや小松菜は台風前に比べ1・6倍から2・5倍高くなり、入荷量も約3割減少している。県内のスーパーなどでは価格を引き上げざるを得ず、県民生活に影響が出ている。


 浦添市の県中央卸売市場の沖縄協同青果によると、今月22日に超大型の台風21号が沖縄地方に接近後、23日頃から県産野菜の卸売価格が上がり始めた。さらに台風22号が28日沖縄本島地方を直撃したため、県産野菜の入荷量が減少した。

 1キロ当たりの単価も上昇している。台風前に比べ、小松菜が2・5倍の約500円に、カラシナは1・6倍の約400円に上がった。ヘチマやオクラの入荷量も約3~4割減少し、値段は1・7~2倍に上昇した。ただ県産だけでなく、県外産のキャベツやレタス、キュウリも、本土での長雨や日照不足の影響で入荷量が少なく、値段が高騰している。

 沖縄協同青果の担当者は「収穫量が台風前に戻るか、見極めにしばらくかかる。県内農家で塩害などの被害が今後どの程度出るかにもよる」と話し、予断を許さない状況という。小松菜を少量しか購入できなかった仲卸業者の男性は「この価格では、ほとんど(利益を)上乗せできない」と話した。

 県内のスーパーなど小売店では、県産野菜の価格を引き上げている。大手のサンエーでは、小松菜は県外産を入荷し調整しているが、県産が主流のカラシナは品薄という。小松菜、カラシナはいずれも価格を約1・5倍引き上げた。

 ゴーヤーやヘチマ、オクラも同様に値上げしており、オクラは小分けにして単価を抑えるよう調整しているという。タウンプラザかねひでを展開する金秀商事では、小松菜を約1・5倍、カラシナを約1・3倍値上げしたという。

琉球新報社

最終更新:10/31(火) 9:50
琉球新報