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普天間の夜間騒音2・7倍 日米協定違反が常態化、嘉手納も増 16年度沖縄防衛局調査

2017/10/31(火) 7:00配信

琉球新報

 沖縄防衛局は30日までに2016年度の米軍嘉手納基地、同普天間飛行場周辺での航空機騒音測定調査結果をまとめた。嘉手納基地周辺での騒音(70デシベルが3秒または、5秒間以上)発生回数は前年度比12%減の11万667回となったが夜間・早朝(午後10時~午前7時)の騒音発生回数は9・8%増の6232回となった。


 普天間飛行場周辺では全体、夜間・早朝ともに増加し、特に夜間・早朝は2・7倍の451回と激増した。嘉手納、普天間ともに、原則として夜間・早朝に飛行しないという騒音防止協定違反が常態化していることが読み取れる。

 嘉手納基地周辺での測定は基地内2カ所含め計14地点で実施。14地点うち12地点で夜間の騒音発生回数が増加した。減少したのは嘉手納町字嘉手納(519回から331回へ減)、沖縄市知花(103回から88回へ減)の2カ所のみ。特に増加幅が大きかったのが沖縄市倉敷で前年度723回から879回、うるま市石川東恩納で653回から772回、北谷町砂辺で586回から705回と目立った。

 普天間飛行場周辺の騒音発生回数は前年度比8・07%増の2万3902回。夜間・早朝の騒音発生の増加幅が最も大きかったのが宜野湾市新城で前年度の68回から233回と3・4倍に増えた。

琉球新報社

最終更新:2017/10/31(火) 9:57
琉球新報