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「広い観点で検討必要」 南海トラフ評価会に平田会長

10/31(火) 7:45配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 気象庁地震防災対策強化地域判定会の平田直会長は30日の定例会合後の記者会見で、南海トラフ沿いの巨大地震発生の可能性を評価するために11月1日に新設される「南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会」について、「これまでよりも広い観点から検討する必要がある。いずれ委員は増えるだろう」との見解を示した。

 同庁が1日から「南海トラフ地震に関連する情報」の運用を開始するのに伴い、検討会は南海トラフ沿いで発生した異常現象と巨大地震との関連性について調査し、助言する。検討会委員6人は判定会の6人と同じ顔ぶれになり、平田氏が検討会長を兼務する。

 平田氏は検討範囲が東海地域から南海トラフ全域に広がったことや、トラフ西側の領域は観測網が不十分なことを踏まえ「正しく監視するのはより難しくなる」と指摘した。一方で「今の地震学では確度の高い地震発生予測はできないが、不確実な予測でもうまく活用してもらえれば被害を少しでも減らすことができる」と強調した。

静岡新聞社