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【インタビュー】「佐賀ってなんか頭おかしい」―コラボプロジェクトの仕掛人は郷土愛あふれるしたっぱ団員だった

10/31(火) 17:30配信

インサイド

10月25日に佐賀県で、「ニャース気球佐賀襲来!気球の街でサガせ!ロケット団員1000万人!!」発表記者会見が行われました。インサイド編集部ではその会見後、ニャースの移動に同行して取材を行いました。(その記事はこちら。可愛いニャースの写真たっぷり、必見です!)

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その中で、今回のプロジェクトを企画した佐賀県広報広聴課「サガプライズ!」で、ロケット団のしたっぱでもある岩本さんにインタビューを行いました。

◆したっぱ団員にしてプロジェクトの仕掛け人、岩本さんにインタビュー

――今回ポケモンとのコラボのきっかけはどのようなことでしたか?

岩本:今年はアニメ「ポケットモンスター」の放送20周年と、11月には放送1000回を迎える記念の年となっています。20周年を記念して、アニメの制作会社の小学館集英社プロダクションが、ずっとアニメに登場し続けてきた「ニャース気球」を作りました。

気球自体は7月からずっと日本各地に出没しているのですが、佐賀のバルーンフェスタにも来ていただけることになりました。最初に小学館集英社プロダクションさんの方から、気球を出すだけではなく何か一緒に盛り上げるような企画ができないか、とのお話をいただいて、企画を進めさせていただきました。

――今回のイベントの一番の見どころはなんでしょう?

岩本:スタンプラリーを入団試験という形で実施しますが、20年間培ってきたポケモン愛を試されるといいますか、かんぶコースは特に難しい問題なので、懐かしみながらも楽しんでいただけると思います。県としては、「気球の街 佐賀」という情報発信をしていきたいと考えています。

また、今回スタンプラリーの範囲は佐賀駅から佐賀城本丸歴史館という狭い範囲ではありますが、魅力的な観光名所が集まっていますので、クイズを解くだけではなく、施設自体や街歩きも楽しんでいただければと思います。

また、今回はティザーサイトやイベント特設サイトなどWebの作り込みに特にこだわっています。例えばイベント特設サイトの一番下の「トップに戻る」を押すと、気球が浮かび上がるような演出で戻っていったりとか…ムサシ、コジロウ、ニャースの声優さんに特別な口上を用意していただいたので、是非音有りで聞いていただきたいです。

――今回のイベントはわりと子供向けかなと思うのですが、大人でも楽しめるでしょうか?

岩本:「サガプライズ!」の今までのコラボは、20~30代の女性の方向けのものが多かったのですが、今回は子どもや家族連れがメインとなるかと思います。それだけでなく、20~30代の方なら1度はポケモンは見たことがあると思います。そんな方たちにも懐かしんで楽しんでもらえるよう、例えばスタンプラリーのクイズを「したっぱ」と「かんぶ」の2種類用意するといった、仕掛け作りをしております。

――「したっぱ」と「かんぶ」2つの入団テストがありますが、その違いは何でしょう?

岩本:スタンプラリーの用紙などはほとんど一緒で、それぞれのスタンプラリーのポイントで解く問題が違っています。

――両方解く、というのはダメなんですか?

岩本:一応今回はどちらかを選んで、という形になっています。例えば、お父さんはかんぶコース、子どもさんはしたっぱコース、というように親子で楽しんでいただけたらと思います。

――貰える団員証も違っていたりするんですか?

岩本:色が少し違っているのと、裏面に描かれているポケモンが微妙に違ったりしています。それと、実際の団員証ではシリアルナンバーが記載されます。


――県知事さんは今回、ノリノリでサカキ様を演じていらっしゃるようなイメージですが、実際アニメがお好きだったりするのでしょうか?

岩本:ピカチュウやニャースのことは知っていましたが、ポケモンに詳しいというわけではなさそうです。ただ、自身の子どもさんと一緒に見た経験があると思います。今回の企画では、ニャースがサカキ様のためにピカチュウを捕まえようとしている事情などを事前に説明したところ、あのノリノリの記者発表となりました。サカキについても、Webサイトで使う写真の撮影をした時に、「ペルシアン持ってください」「ちょっとワルい顔してください」と細かく説明していくなかで、理解が深まりました。


――このサカキ様の写真を取るときに、一番重視したポイントは?

岩本:やっぱり表情ですね。これまでも知事の写真をホームページなどに使ってきたことは何度もあるのですが、基本そういう時は笑顔でした。今回はサカキ様ということで、「ワルい顔!ワルい顔!」とか「越後屋のように」などといって、ワルっぽい顔を作ってもらいました。あとは、ペルシアンのぬいぐるみを肩に乗せてみたりもしたのですが、可愛がって手懐けている感じに落ち着きました。

――これまでにも沢山コラボをやっていらっしゃいますが、その成果などはどうでしょう?

岩本:私達の事業は情報発信なので、観光客が何人来たかなどは目標の指標にしておらず、いかに佐賀を取り上げていただいて、全国に発信していけるか、という部分を目標にしています。最近だと、これまでにもいろいろなコラボをやってきた上で、「また佐賀県か」「今度はポケモンか」などと言っていただいています。

「佐賀ってなんか頭おかしい」――っていうのは褒め言葉だと思っているんですけど――ですとか、「最近おもしろいよね」と、今回のポケモンだけでなく、これまでも含めて「サガプライズ!」の事業自体を理解していただけるようになってきたのかな、と感じていて、私達としてはすごく嬉しく思っています。

――これまでのコラボの1つにスプラトゥーンとのコラボSagakeenがありましたが、スプラトゥーン2が発売された今、Sagakeen2の可能性はあったりするのでしょうか?

岩本:コラボはお相手があることですので、私達からはっきりと申し上げることはできませんが、 私たちは「新たな話題を作り出していく」という方向性でやっていて、なおかつ首都圏で情報発信をした後に、県内でそれを実感できるよう地元に還元していこうという方針でやっています。例えばスクウェア・エニックスの『ロマンシング・サガ』とのコラボ「ロマンシング佐賀」だったら県の観光課が引き継いで「ロマ佐賀2」や「3」をやっています。私達としては、より多くの方々に佐賀の魅力にふれていただけるよう、新しいコラボにチャレンジしていきたいと考えています。

――最後に、悪の組織であるロケット団とのコラボですが、自治体が悪役を応援するというのは結構な異常事態かなと思うのですが…

岩本:そうですね。今回は「ニャース気球」というものが前提にあるのでロケット団しかないだろうと思って決めましたが、そういったツッコミは絶対あるかなとは思っていました。ただ、なんというかラブリーチャーミーな敵役ですし、ファンの方も沢山いて確実に愛されているキャラクターではあるので、私達としては良いのかな、と。

――ところで、今回のスタンプラリーポイント以外で、佐賀市のオススメの観光スポットはありますか?

岩本:スタンプラリーの会場の1つ、「旧古賀銀行」のあるところが、柳町というんですけれども、そのあたりの街並みがレトロで雰囲気がよく、街歩きにオススメです。

――それと、完全に私事になってしまうのですが、佐賀でオススメのお土産ってありますか?買って帰りたいと思っているのですが…


岩本:「ブラックモンブラン」というアイス、ご存知でしょうか?九州では知らない人のいない、バニラアイスをチョコでコーティングして、クランチを付けたアイスなのですが、佐賀の企業が作っていまして、是非食べていただきたいです。ブラックモンブランのクランチも販売されていますので、こちらはお土産にオススメです。

ニャー

岩本さん、いろいろと面白いお話をありがとうございました。佐賀への愛の伝わってくるインタビューでした。


せっかくですから、早速ブラックモンブランをいただきました。サクサクで美味しいです。人気の理由に納得。それと、ブラックモンブランクランチも空港で見かけたのでお土産に買って帰りました。

「ニャース気球佐賀襲来!気球の街でサガせ!ロケット団員1000万人!!」は佐賀県にて11月26日まで開催中です。また、11月1日~5日に行われる佐賀インターナショナルバルーンフェスタにもニャース気球が登場予定となっています。この機会に是非佐賀を訪れてみてはいかがでしょうか。

最終更新:10/31(火) 17:30
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